意外と寝ている!?医師の睡眠に関するアンケート結果

先日弊社サービス「Dr.転職なび」「Dr.アルなび」会員様に対して医師の睡眠時間に関するアンケートを行いました。その集計結果を発表致します。
集計結果を以下のグラフにまとめましたので、是非ご覧下さい。
9割以上の医師が5時間以上寝ている!
8時間以上が5%・6~7時間が59%・5時間が29% 合計で93%
アンケート結果によると、睡眠時間が6~7時間と回答した医師が59%を占めており、半数以上の医師が6時間以上の睡眠時間を確保している事が分かりました。
また、8時間以上と回答した医師を含めると、5時間以上の睡眠時間を確保している医師がなんと9割以上もいる事が分かりました。
世間一般から見て医師という仕事は非常に忙しく、ろくに寝る暇もないというイメージがありますが、実際は忙しい分、きちんと睡眠時間を確保している方が多いのかもしれません。
診療科目によって業務の特徴も変わりますが、医師は患者の命を預かり、患者が健康な生活を送れるように治療するのが仕事です。
治療時、特に手術時などは非常に高い集中力を必要とし、体調が仕事のパフォーマンスに大きく影響します。
ですから、日々の業務をきちんとこなすために、忙しいけれど睡眠時間を確保している医師が多いのではないでしょうか。
医師にとって睡眠時間の大切さと、リスク管理の徹底がこのアンケート結果から分かります。
睡眠時間が4時間以下と回答した方も
回答して頂いた多くの方が5時間以上の睡眠を取っている事が分かりますが、一部(8%)の医師は4時間以下と回答しています。
それぞれの体調や体質にも関わりますが、やはり医師は忙しい職業である事もこの結果から垣間見えます。
中にはこんな意見も:医師の睡眠エピソード
3日連続勤務で自宅へも帰れず
緊急手術や急変患者の対応が続き、家に帰ってまともにシャワーも浴びれなかった。
1~2時間程度の仮眠しか取れずに、さすがに意識が朦朧としていた。
参考記事:joy.net 女性医師たちの生声で振り返る「嗚呼、研修医時代」
大学病院での勤務とアルバイトを両立
大学病院で常勤医として勤務しているが、給料が少ないため週1~2日でアルバイトをしている。
アルバイトと当直が運悪く重なり、まともに睡眠を取れない日も。
通勤時間がもったいない
睡眠時間を確保するため、勤務終了後は自宅に帰らずに病院の仮眠室でよく寝てしまう。
「帰る時間があるなら、その分寝たい」と考える医師も多いのでしょう。
いかがでしたでしょうか。
以上の結果から、【意外と医師は睡眠時間を確保している】事が分かりました。
しかし、診療科の違いや当直勤務によって睡眠時間が4時間以下と少ない方も中にはいらっしゃる事も分かりました。
このアンケート結果から少しでも皆様の「HinT」となれば幸いです。