【医療経営士コラム】患者申出療養制度について(joy.net記事紹介)(2015.12.16)

最終更新日:2018.06.21
【医療経営士コラム】患者申出療養制度について(joy.net記事紹介)(2015.12.16)

平成28年4月に施行が決定している患者申出療養制度について、joy.netで取り上げられていました。

joy.net記事:一体、誰が得をするの? 患者申出療養制度

もともとは「選択療養制度」という名で呼ばれており、こちらになじみが深い方も多いかもしれません。
私もこちらの呼び方がしっくりきます。

いわゆる混合診療の解禁に繋がる制度となるため、各方面から慎重な議論を求める声が挙がってきていましたが、今年ついに関連法案が可決し、来年からの施行が決定しました。

「国立がん研究センターの調査では、保険診療と未承認薬による治療を全て自己負担で受けた場合と、患者申出療養制度を用いて治療をした場合では、治療額に数万程度しか差がないとの試算も出ている。」(joy.net記事より)

上記のような現状もあり、この制度の必要性を疑問視する声も各所から相次いでいる。混合診療の解禁を国が強引に推し進める一手として、新たな制度を作ったのではないかと感じてしまいます。

患者にとって治療の選択肢が広がるという点で、保険適用まで時間の掛かる日本にとっては、混合診療の解禁は一つ重要な要素となるともいえます。
ただ、本来なら保険適用までのスピードを上げるという根源的な課題の解決についてももっと議論されるべきではないかとも思います。