医師の転職にヘッドハンティングってあるの? 医師のスカウト転職事情

最終更新日:2017.09.05
医師の転職にヘッドハンティングってあるの? 医師のスカウト転職事情

 医師の転職にヘッドハンティングは実際にあるのでしょうか。医師のスカウト転職情報についてお伝えします。

医師にもヘッドハンティングってあるの?

医師がヘッドハンティングされるシーンを、ドラマなどで見かけることがありますが、現実にあるのでしょうか?

答えは医師のヘッドハンティングはあります。実際に、医師に特化したヘッドハンティング業者が増えており、今ではよく知られるようになった採用方法のひとつです。

医師のヘッドハンティングは、採用コストをかけてよい人材を獲得しようとする医療機関が利用するサービスです。医師のヘッドハンターは、医療機関が求めている医師をリサーチして、ターゲットとなる医師にアプローチをします。

 

どんな医師がヘッドハンティングされるの?

次に、どんな医師がヘッドハンティングされるのかを調べてみました。

医師のヘッドハンターが最初のアプローチで重要視するのは、医師の外形評価です。そのため、ヘッドハンターが最も注目するのは医局ブランド・病院ブランドのある医局に所属している医師や、大病院に勤務している医師です。

次に、医療市場におけるランク付けというものが暗黙に存在します。医師のヘッドハンターはそのランキングを熟知しており、より高いランクの医療機関、診療科に勤務する医師に狙い所を絞ってアプローチをしようとします。

年齢的には、マネジメント経験が豊富で、キャリアがあり、人間関係の摩擦が生じにくい40代~50代の医師で、管理職ポストが用意されていることも多いようです。

また、体力と柔軟性のある若い医師もヘッドハンティングされることがあります。

逆に、ヘッドハンティングされにくい医師は、臨床経験が少なく、あまり知られていない研究に従事している医師です。

 

医師のヘッドハンティングの転職までの流れ

ヘッドハンターの医師へのアプローチは、さまざまです。メールや手紙を受け取る、または勤務先の医療機関で声を掛けられるなど、突然アプローチがあります。

それに対して、医師が反応を示し、コンタクトをとればヘッドハンターとの面会が設定され、医療機関が求めているものや医師の転職の意志などを話し合います。このような面会を何度か重ねて、初めて具体的な医療機関名と詳細な条件などが明かされます。

ここまでクリアをしたら、今度は医療機関との面談が何回か行われます。最初は、採用担当者や事務長、次に現場の医師、最後に病院長や理事長との面談が行われるケースが多いようです。

ヘッドハンターは、面談と同時進行でそれぞれの詳細な条件の調整を行います。そして入職が決まったら、条件等の内容を詰めた後、仮契約を結びます。

その後、医師は退職手続きを始めます。ヘッドハンティングされる医師は、現職の医療機関にとっても貴重な存在ですので、引継ぎに時間がかかったり、引き留められたりすることも少なくなく、退職までに1年以上かかるケースもあるようです。

退職が決まり、入職日が決まったら本契約となります。入職して一定期間はヘッドハンターから医師に対してサポートが行われることが多いようです。

 

ヘッドハンティングのデメリットとは?契約手数料やコストは?

ヘッドハンティングのメリットを見てきましたが、デメリットについても押さえておきましょう。

ヘッドハンティングの場合、転職が決まり入職するまでに半年から1年ほどかかります。

短期間で転職したいという医師にとって、これはデメリットとなるでしょう。

次に、通常の転職とは違い、ヘッドハンティングは医療機関からの依頼でスカウトが始まる形式のため、希望する転職先を選べない点がデメリットとしてあります。

医師としては元々、転職する意思がない状態ですので、話が進んでいく中で他の転職先と比較することが難しいと言えるでしょう。

自身の医師としてのキャリアに影響するかもしれないという観点で見ると、デメリットとなるかもしれません。

(参考元サイト:Medinfo

 

気になる医師のヘッドハンティング・スカウトの報酬・年収事情は…

ヘッドハンティングという特殊なケースで転職をしたドクターの年収・給与はどの程度UPするのでしょうか。

もちろん、医師の能力などによって年収のUP率に差はあるでしょう。

しかし、実際の医師のヘッドハント実例では、元々の勤務先での収入より1000万円以上年収が上がるケースも中にはあるそうです。

一般的な勤務医の平均年収は1456万円と言われており、大幅アップと言えるでしょう。

ヘッドハンティングの報酬ですが、支払い方法は「リテーナー制」を採用する会社がほとんどです。

リテーナーとは着手金を意味しており、加えて成功報酬が発生する形になります。「契約・面接・採用」といった段階に分けて請求されることがほとんどのようです。

ちなみにコンサルタントの成功報酬は30%~40%が一般的なので、転職後の年収2000万円とすると、600~800万円ということになります。

しかし、この紹介料は医師が支払うのではなく、ヘッドハンティングを依頼した医療機関が支払う料金になるため、実際にヘッドハンティングで医師が支払う料金は0円であることがほとんどでしょう。

 

医師として勤務していれば、ヘッドハンティングに興味がある、ヘッドハンティングされてみたい、そう思われる医師もいらっしゃるでしょう。

しかし現実にスカウトを受けて転職された医師は、それほど多くはないため、そう簡単にはヘッドハンティングされないでしょう。

ではヘッドハンティングされやすくするには何を行えば良いのでしょうか。

簡単な方法としては事前に転職支援サイトに登録応募しておくことが有効かもしれません。

コンサルタントはドクターを探す際、転職サイトの情報も合わせてチェックするといいます。

また、転職サービスによっては、転職エージェントがヘッドハンティングも併せて行っている会社もあります。

ヘッドハンティングされる確立を少しでも上げたいとお考えの医師は、人材紹介会社へ登録されるのも一つの方法といえそうです。

(参考元サイト:厚生労働省「第20回 医療経済実態調査」

 

人材紹介サービスとヘッドハンティングの違い

上記でお伝えしたように、ヘッドハンティングは、医療機関が利用するサービスで、病院側に立った転職サービスです。最初から、医療機関側に一定の支払い義務が発生します。

それに対して、人材紹介サービスは、医師側に立った転職サービスで、主にインターネットで医師が登録して、コンサルタントからの転職のサービスを受けます。

一般会社員が利用する転職エージェントと同じく、転職が決まった後に人材紹介会社は医療機関から報酬を得る仕組みになっていますので、医師は無料でサービスを受けることができます。

ヘッドハンティングは突然やってきますので、ヘッドハンターと転職先の医療機関を選ぶ事ができません。そのため、転職の活動を行う場合、間に立つヘッドハンターと転職候補先の医療機関を詳細に検討する必要があるでしょう。

 

人材紹介会社での転職もキャリアアップに繋がります

気になるヘッドハンティングのメリットを見てきました。

医師にとって収入アップ・条件・待遇の良い医療機関からスカウトされるというのは、医師にとってメリットばかりに思えます。

しかし医師によってはデメリットにもなり得ることもあるのです。

ヘッドハンティングは長期的に交渉を進めていく事が多いため、すぐに転職したい医師には向いていないでしょう。

一方、医師人材紹介会社は、さまざまな条件(地域や勤務内容など)の求人情報を揃えており、医師のニーズに合った求人を提供することが出来ます。

また転職エージェントが在籍している場合、医師転職サービスに登録後、エージェントに問い合わせを行うことで医師のニーズやキャリアに合うような求人を紹介するとともに転職のアドバイス等を受けることが出来るでしょう。

年収はもちろん、役職や医療施設の設備、職場環境にいたるまで、医師の希望を叶えるための手伝いをしてくれるのです。

また、転職エージェントは、転職先医療機関との繋がりを持っているケースもあり、医師の転職ノウハウに精通しているので、医師が採用されるまで転職活動のガイドをしてくれます。

また給与や役職の面でも、エージェントが医師に代わって交渉を行うため、安心して転職活動を行うことが出来るでしょう。

以上医師のヘッドハンティングについて説明してまいりました。

しかし、ヘッドハンティング以外にも人材紹介会社での転職を通じたキャリアアップは十分に可能と言えるでしょう。

一度、転職エージェントに現在の勤務状況や今後希望する勤務内容など、転職に関する気になることをご相談してみてはいかがでしょうか。

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