常勤の救命救急医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.05
常勤の救命救急医が転職する際に知っておくべき事

一般の人にとっては、自分や家族などの近親者が救急で運ばれない限り、関わることのないであろう救命救急医。

しかし、昔から医療ドラマでは救命救急医を題材としたものが多いことから、多くの人が救命救急のドラマを見て仕事の大変さ、やりがいを知っていると思います。

人の命を救うという、これ以上にない大きなやりがいがありますが、当直勤務が大変なことや、常に救急で対応しなければならないため、厳しいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

そんな救命救急医のキャリアパス、年収、求められるスキルについてご説明します。ぜひご自身の転職に活かしてみてください。 

救命救急医のキャリアパス・転職動向

 救命救急医のキャリアパス

救命救急医も他の医師と同じく、医学部を卒業後は初期研修医として勤務しますが、初期研修では、救急部門での3か月以上の研修が必須となっているため、すべての医師が必ず救命救急を経験します。

初期研修終了後に、専門を救命救急とすることを決めた研修医は、後期研修医として救命救急科で勤務し、専門性を高めていきます。

救命救急医は救命救急センターなどに属し、勤務します。大学病院に属するのであれば、他の医師と同じように博士号を取得し、助教→講師→准教授→教授と出世していきます。

この医局に1つしか無い教授のポストに就くのは至難の業です。また、他科からの転科で救命救急医として勤務数する医師が多いのも特徴です。

他の専門科目を志している先生も、急性期病院での研修中に救命救急に携わることも多く、その経験の中で、救命救急のやりがいを感じる医師が、他科の専門医取得後、救急救命医に転科するケースがあり、救命救急医を採用したい医療機関のニーズと合致して、多くの転職が行われています。

救命救急では患者の命を救うために常に最前線で治療・手術を行います。ゆえに数ある診療科目の中で最も実践スキルが身に付く診療科であることが言えます。

臨床研究を力を注ぐのではなく、医師としての臨床経験をいち早く重ねたい、そして培ったスキルを活かしていずれは医院を開業したいと考えている医師にとってピッタリな診療科であると言えるでしょう。

 

救命救急医の現状

救命救急医として勤務している割合は圧倒的に男性が多く、9:1程度の割合で女性がいます。

女性は41歳以降になると、出産や子育てによる理由で退職してしまい、大きく減少する傾向にあります。

ゆえに病院によって医師数が足りず、当直勤務が多いなど厳しい勤務になる場合もあります。

そのような問題もあったためか、最近ではシフト制を採用する病院が増えつつあり、徐々にではありますが、以前よりも勤務体制が整ってきていると言えるでしょう。

過去に勤務が厳しくて一旦救命救急を離れた医師も勤務体制が整い、ライフワークバランスが守られるようであれば救命救急の現場に戻りたいと考えている人も多くいるようです。

それだけ救命救急の仕事はやりがいを感じられることがわかります。

 

救命救急医の平均年収は?

救命救急医の年収は約1400万円~1600万円が平均です。

医療機関によって、二次救急医療、三次救急医療に分かれており、どちらのカテゴリに属するかによって勤務内容が随分変化します。

また、病院によって救命救急科以外に総合診療科の勤務を求められる場合や、オペ、当直、外来診療などを任されます場合もあります。

主治医として病棟を管理したり、ICU管理を任されたりすることもあります。

このように救命救急医は病院経営陣からとても頼りにされている事が分かります。

働き方はその医療機関によってかなり異なってきますので、入職する前によく確認し、自分に適性があるか判断するようにしましょう。

 

これからの救命救急医に求められるスキル

今後到来する高齢化社会の中で、医療は多くの人から求められるものとなります。

その中で救命救急は必要な存在になる事は間違いないでしょう。

特に脳神経外科、形成外科、麻酔科などの出身者が求められる可能性が高まります。

救命救急は常に求人があり、救命救急医が足りていない状態が続いている医療機関が多いです。

この状況がさらに加速していく可能性も大いにあるため、救命救急医として研鑽を積めば引く手あまたの状況になる可能性が高いと考えられます。

さらに高齢者が問題を抱えやすい疾患について経験があれば救命救急医としてより良い職場に出会える可能性もあります。

 

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