常勤の美容外科医・美容皮膚科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.05
常勤の美容外科医・美容皮膚科医が転職する際に知っておくべき事

美容外科・美容皮膚科のクリニックは都市部に集中しており、自由診療の割合が高いため、医師の手腕によって報酬が反映される医療分野です。

ここでは、美容外科医・美容皮膚科医の転職事情と年収などについて詳しく調べてみました。

美容外科医・美容皮膚科医のキャリアパス・転職動向

美容外科・美容皮膚科クリニックは、皮膚科や形成外科、一般外科からの転職が有利で、人気の職場となっています。

厚生労働省の「必要医師数実態調査」によると、現在美容外科医数は、59.3人となっています。

アクセスの良い都市部の駅前のビル内などに、複数院展開する医療法人が多くあります。

「自由診療」で土日祝日や夕方以降の来院が多く、高額な費用が掛かっても自らの美を追求したいという患者のニーズがあり、医療の中でサービス面のクオリティを最も求められる分野となっています。

人気のあるクリニックなどは、求人に対して複数名の医師の応募でクリニック側の選考となることが多く、買い手市場の職種になっています。

診療は最初のカウンセリングが重要になるので、コミュニケーションスキルの高さや人当たりの良さを持っており、なおかつ親身に患者の悩みに相談に乗ることができる人物像が求められます。

複数の医師が在籍する大手の美容外科クリニックでは、前職場であるクリニックでの経験や施術スキル、転科であれば外科系の手術歴の有無などが判断材料となることもあり、即戦力を求められる傾向にあります。

転科希望の医師が多い為、美容医療を目指した動機や熱意が重要ポイントとなります。

転職を考える際、医師が気を付けるべきポイントとしては、施術スキルがあるか、症例数がある程度あるか、転職後自身が施術する機会が設けられそうか、転勤が可能かどうか(大手美容外科クリニックの場合)、などが考えられます。

 

美容外科医・美容皮膚科医の平均年収は?

先程ご紹介したように、美容外科クリニックは自由診療が多いため、自由に料金を設定することができます。

よって、人気のあるクリニックでは非常に高い収益を得られることができます。

このことから、美容外科クリニックに勤務する美容外科医の平均年収は約2,000万円と言われています。

他診療科と違い、施術スキルによって得られる収入が大きく変化するため、年収5,000万円を超える美容外科医も珍しくはないようです。

個人で開業を行い、経営が軌道に乗った場合はさらなる収益を期待できるでしょう。

非常に高収入を得られる診療科である事がわかりましたが,一方で非常にリスクの高い診療科でもあるようです。

料金が高い分、高いクオリティを求められるので、もちろん施術の間違いは許されません。

さらに術後の結果が患者の予想と違うため気に入らず、担当医師とトラブルになり、訴訟沙汰になるなど、美容外科クリニック特有のリスク・悩みがあるようです。

 

これからの美容外科・美容皮膚科に求められるスキル

美容系クリニックを利用する方のほとんどが会社帰りに利用する方なので、10~11時からと朝が遅く、夜は21時ごろまでなど開院時間は遅めのクリニックがほとんどです。

一般的な皮膚科を含めた美容皮膚科クリニックや美容皮膚科を主体としたクリニック、または、美容外科メインのクリニックなどクリニックによって形態は様々です。

また、難易度の高い施術を行っているクリニックもあれば、比較的簡単な施術のみのクリニックもありますので、内容を確認し、自身のスキルと照合する必要があります。

分院の分院長を募集するクリニックもありますが、この場合は経験者対象となりますので、症例数や実施可能施術数などが必要になります。

美容外科では未経験の医師の場合は、レーザー治療やボトックスから研修が始まって、豊胸や二重瞼の手術、脂肪吸引、顎の骨の削りなど徐々に症例を重ねていきます。

未経験の場合、クリニックによっては研修期間中無給になる場合もあります。

美容皮膚科ではケミカルピーリング、各種レーザー、小手術などの手技が求められます。

このように美容クリニックで勤務するには多くの症例を経験していることが必要です。

未経験者の研修を行っているクリニックも中にはありますが、基本的に未経験者は採用せず、ある程度症例数をこなした美容外科医・美容皮膚科医・形成外科医を採用しているようです。

 

美容外科医・美容皮膚科医の転職でのオススメ求人

美容外科・美容皮膚科は非常にニーズの高い診療科なため、クリニックも各地にあります。

また、サービス性が強い診療科なので患者の口コミなどで人気・不人気の差が顕著に表れます。スキルに自信がある場合はブランド力の強いクリニックへ転職すべきでしょう。

しかしそのような有名クリニックには技術力の高い人気医師は数多く揃っていることがほとんどであるため、もっと症例数をこなしたいという方は都心ではなく少し外れた地域にあるクリニックに焦点を絞ると良いかもしれません。

実際に転職を考える際、自身の希望に沿った求人を一人で見つけることは非常に困難であると言えるでしょう。

どのような方法・方針で転職活動をすれば良いのか分からない、何が自身のキャリアアップに繋がるのか分からないという方もいらっしゃると思います。

そのような場合、一度医師向け転職支援サービスへの登録し、専任エージェントに相談してみると良い転職へのヒントを得られるかもしれません。

医療業界の転職のプロに相談する事で、通常では知る事の出来ない独自発掘の非公開求人を知る事ができ、希望に近い求人を見つける事ができるかもしれません。

医師向け転職支援サービスは無料で利用する事ができるため、なんとなく転職を考えているといった場合でも、気楽に利用・相談してみてはいかがでしょうか。

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