常勤の神経内科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.06
常勤の神経内科医が転職する際に知っておくべき事

神経内科医のキャリアパス・転職動向

全国の医師数約300,000人と比較して神経内科医は約5,000人程度と大変少なく、非常に貴重な人材と言えるでしょう。

神経内科医は脳卒中やパーキンソン病、認知症、末梢神経疾患、筋萎縮性側索硬化症など、脳や脊髄、神経、筋肉の疾患に関する診療を行うのが主な仕事内容になります。

在宅医療分野にも応用が効く事と、高齢化社会化の影響から、リハビリテーション科を兼ねているような内情の施設も多く、比較的ニーズの高い診療科と言えるでしょう。

地域の中核病院には欠く事のできない非常に需要の高い診療科であり、常駐として2名以上は各施設に医師が必要であると言えます。

しかし、ほとんどの医療機関で神経内科医が充足しておらず、多くの医療機関が求人募集を行っているというのが現状のようです。

神経内科の領域はとても奥が深く、神経内科の中でもその専門分野は細かく枝分かれしています。

転職の際に、自身の専攻分野や何をやりたいかによって転職候補先の病院・施設が変わってきます。 

自分が神経内科医として何を大切にしているのかを今一度考えてから転職先を考えることがお勧めです。

例えば慢性期中心の病院ですと、脳卒中の急性期を経て転院してくる脳卒中慢性期の患者さんが多い事もあり、神経性難病などの治療に関わる機会が減ってしまうような事も考えられます。

このように施設によって勤務内容が大きく異なる事もありますので、ジェネラリストとして幅広い領域に携わる医師になるか、スペシャリストとして、限られた領域での経験を追及していく医師となるか事前に考えておくことが必要です

転職先を考える際MRIやCT、脳波計の精度など医療設備面でも可能な限り事前に調べておくと良いでしょう。

同じ神経内科標榜であっても医療設備の充実度は各医療機関に大きく異なり、診療方法も変化します。

 

神経内科医の平均年収は?

神経内科の平均年収は、1071万円(月給83万円、ボーナスなどの特別賞与72万円)程度であり、内科医師の平均年収とほぼ同額であると考えられます。

ただ、医療機関によりばらつきがあり、年収1500万円ほどの医療機関もあります。

診察する患者数や診療方法などの業務内容に幅があることが原因の一つであると考えられます。

これからの神経内科医に求められるスキル神経内科医は認知症やてんかんなど、完治させることが難しい疾患を扱うことが多くあります。

そのため、病気を完治させる事を主目的とするのではなく、患者がいかに病気と上手に付き合って生活するかを目的とした診療方法を行う事が今後必要なスキルであると考えられます。

精神科のようにカウンセリングスキルなど、コミュニケーションに重点を置いた診療方法を通して、患者の信頼を得る事が患者を病気と向き合わせる為に必要なスキルなのかもしれません。

 

神経内科でのオススメ求人

2014年厚生労働省が発表した、医師・看護師に職業紹介についての調査によると、医療機関が医師を採用する際に医局からの紹介が27.4%であるのに対して、民間の転職エージェントを利用した採用は26.2%となっており、医師が転職する際に転職エージェントを利用するケースが増加している事が分かります。

2004年の臨床研修制度開始以降、医局への依存度が低くなり、医師のキャリアチェンジは自由度が増しました。

多くの求人を保持している転職エージェントへ相談して、効率よく転職活動をするというのも、今では一般的になってきています。

転職エージェントを利用する最大のメリットは、医局による転職と違い、医療業界の転職事情に精通した転職エージェントに相談する事が出来るという事です。

転職エージェントは様々な医療機関の情報を持っており、相談内容から医師の希望に最も近い求人募集を紹介する事ができ、転職後のミスマッチリスクを最小限に減らす事ができます。

ゆえに安心して転職をお任せする事ができ、スピード感のある転職を可能とします。

30代から50代の臨床経験を積んだ後に自身のキャリアアップを目的に転職を考えている医師が転職エージェントを利用する事が多いようです。

現在医師向けの転職支援サービスは多く存在しますが、転職エージェントによって得意とする診療科や勤務地など、運営サービスによって求人内容は様々であります。

転職をお考えの際は、まずいくつかの転職支援サービスに登録し、自身の希望や特色に合った転職エージェントを見つける事も大切な要素かもしれません。

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