常勤の形成外科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.05
常勤の形成外科医が転職する際に知っておくべき事

全医師の中でわずか1%以下しか存在しない形成外科医。その仕事内容をきちんと理解している人は、あまり多くいないのではないでしょうか。

風邪のように頻度の高いものではなく、先天性の異常、もしくは後天的に熱傷や外傷を受けた場合のみ診療を受けるため、患者にとってはよく分からない診療科という意見がほとんどです。

形成外科医がいったいどのような仕事をしているのか、キャリアパスとしてはどのような道があるのか、年収、必要なスキルについてご紹介します。 

形成外科医のキャリアパス・転職動向

形成外科医も他の医師と同じように、前期研修の2年間で各科目をローテーションし、後期研修で形成外科を選んで後期研修に入ります。様々な臨床経験を積んで、腕を磨いていきます。

大学病院の出世街道は他の医師と同じですが、ほとんどの医師が民間病院に移って勤務し、開業を目指す医師もいます。

形成外科が担当する領域は非常に多く、外傷、熱傷、口蓋裂、手や指、脚などの切断面の再接着、乳房などの再建分野、その他の先天性異常、血管腫、ケロイド治療、リンパ浮腫などに対応しています。

非常に難易度の高い手術も多く、患者さんの外見に関わる箇所なため、キレイに仕上げる高い技術が必要となります。

開業する場合は形成外科だけで開業することはあまりなく、皮膚科や美容外科と一緒に開業するケースが多いようです。

勤務医として働く場合も、皮膚科や美容外科、整形外科・外科などの領域も担当することがあります。

形成外科は標榜している医療機関が少なく、求人数は少なめです。

形成外科だけの勤務ではなく、美容外科や皮膚科、整形外科・外科の領域もカバーするような働き方で求人を探すことが転職の確率を上げるのには必要となってきます。

 

形成外科医の平均年収

形成外科医の平均年収は1500万円~2000万円程度と言われており、比較的年収が高い医師だといえます。

高年収を目指すためには、美容外科と併設している病院で常勤の勤務医として働くか、美容外科と一緒に開業、または非常勤で働くなどがオススメです。

美容外科などは基本的に自由診療となりますので、価格を自由に決定することができ、非常に経営状態が良い傾向にあります。そのため、年収が高くなる傾向があるのです。

常勤と非常勤を組み合わせることや、非常勤だけで勤務していくことも可能です。

非常勤だけでも年収としては十分な報酬をもらうことができるため、自分が希望する働き方に合わせて選ぶことができるのは嬉しいポイントです。

 

これからの形成外科医に求められるスキル

女性の社会進出の影響から「美魔女」という言葉の誕生など、美容に関する関心がより一層高まっている社会であることから、美容に寄った形成外科医のスキルが求められるかもしれません。

また、眼瞼下垂などの症例で形成外科を訪れる高齢者も増えてきていることから高齢者に対して負担がかからないような手術配慮も必要であると言えるでしょう。

これらの事から手術の際、切開が少なく、傷が残りにくい、高齢者の患者に負担がかかりにくい最新の手術法を学んで実施できるようにするなどの自己研鑽がより求められるようになっていきます。

また、患者さんとのコミュニケーションで要望をヒアリングし、患者の要望に応えられる技量があれば、さらに活躍できるシーンは広がると考えられ、形成外科医の診療範囲はまだまだ広がっていく可能性があると言えるでしょう。

 

形成外科の転職でのオススメ求人

 診療科によって求人数に差が出る事はありますが、自身の希望に沿った求人を一人で見つける事は非常に困難であると言えるでしょう。

転職を考える時、どういった方法で転職活動をすれば良いのか分からない、何が自身のキャリアアップに繋がるか分からないという方もいらっしゃると思います。

そのような場合は一度医師の転職支援サービスへの登録、医師転職に特化した専任エージェントに相談する事がオススメです。

転職支援サービスは各医療機関からの報酬により運営しているため、サービスのほとんどを無料で利用する事ができます。

医師転職のプロに相談する事で、通常では見ることが出来ない独自発掘の非公開求人などを見る事が出来ます。

そのため医師の希望に合うような求人を探す事ができ、医師にとって良い転職とする事が出来るでしょう。

なんとなく転職を考えている、などでもすぐ相談する事は可能ですので是非活用してみてはいかがでしょうか。

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