常勤の循環器内科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.05
常勤の循環器内科医が転職する際に知っておくべき事

循環器内科医の求人状況は増加傾向にあります。

ここでは、循環器内科医の採用ニーズの動向や、平均年収、今後求められるスキルなどを調べてみました。 

循環器内科医のキャリアパス・転職動向

循環器内科は、主に心臓や血管の病気の治療を行います。

日本人の死因の2位である心疾患、循環器内科では虚血性心疾患、動脈硬化、心不全、高血圧などが治療の対象となります。

命にかかわる病気が多いため、早期発見、迅速な判断が求められる診療科です。

平成22年に厚生労働省が実施した「必要医師数実態調査」では、循環器内科領域では、現在の医師数に追加して、1,077人の医師が必要であると試算されています。

厚生労働省の調査によると、平成26年12月31日時点における循環器内科医の人数は、11,992人で調査対象の40科中9番目に多く、10年で33.1%も増加しています。

一時期は急性期病院における心臓カテーテル専門医の求人が目立っていました。

最近は施設によって様々ですが、高齢化に伴い心臓カテーテルを含めた外来・病棟管理、一般内科の診療、療養相談など、総合的な治療を行える循環器内科医が求められるようになってきました。

とはいえ、総合病院では、カテーテルの治療実績を重視する傾向にあり、カテーテル件数、冠動脈インターベーション件数を公表している医療機関もあります。

そのため、カテーテルの技術とそれ以外の幅広い経験、救急に対応できる豊富な経験を持つ医師は高く評価されます。

専門医の取得が可能な医療施設は、国公立病院から民間の病院まで幅広くあります。

求人を選ぶ際のポイントとしては、その病院の循環器内科の症例数や患者層、循環器内科の常勤医の人数、指導体制や指導医の実績、緊急時対応の体制、他の科との連携体制などを確認する事が大切です。

専門医取得実績の多い病院は、症例数の多さゆえに、急性期医療の前線の仕事となるため、緊急の対応を求められることが多く、夜間のオンコールなどハードな勤務が予想されます。

これからスキルアップを希望する若い医師や、今までの豊富な経験を生かして、若い医師の指導に力を注ぎたいと考えている医師に適している職場だといえるでしょう。

また、スタッフが充実しており、大学から研修に来ている医師が多く、大学とのつながりの多い医療機関である可能性が高く、人的ネットワークを広げるきっかけになるかもしれません。

 

循環器内科医の平均年収

循環器内科の年収を弊社の求人票から読み解いてみます。

他科と比べると、1,500万円以上の給与設定をしている求人の比率が多く、比較的高額の給与設定されている印象が強いです。

地域別にみると、中部地方では、年収が圧倒的に高く、400万円未満が0人で、1,400~2,000万円が63%、2,000万円以上が38%となっています。

北海道・東北では、1,000~1,400万円が50%、九州・沖縄では、1,000~1,400万円が71%、関東では、1,400~2,000万円が60%となっています。

これをみると、大都市ほど年収が高いという訳ではないようです。

 

これからの循環器内科医に求められるスキル

今後の高齢化社会に伴い、高齢の患者層が増えていきます。

そこで、高齢者に多い高血圧や生活習慣病に対応するため心臓カテーテルを含めた総合的な治療ができる循環器内科医のニーズが増えていくと考えられます。

そのため、プライマリーケアを中心した在宅医療が求められる傾向が強くなると予想されます。

一方で、急性期病院における緊急対応が増える傾向にあるため、専門性の高い医師も求められるでしょう。

よって、今後もそれぞれの医療機関に合わせた、様々なニーズがあることが予想されます。

 

循環器内科の転職でのオススメ求人

医師の転職情報サイト「Dr.転職なび」には、全国の循環器内科医の求人が掲載されています。

医療経営士の有資格者が、知識と経験を基に医療機関とのマッチングや交渉を行いますので、年収等の勤務条件の交渉が苦手な医師でも安心して転職活動ができます。

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