常勤の脳神経外科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.05
常勤の脳神経外科医が転職する際に知っておくべき事

脳神経外科と聞くと、救急など医療の最先端で働くハードな診療科というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

ここでは脳神経外科医がキャリアアップをするための、転職の動向や年収についてなどを詳しく調べてみました。 

脳神経外科医のキャリアパス・転職動向

脳神経外科は高い専門性が特徴の診療科ですが、スーパーローテート制度以降、他診療科と比較して脳神経外科を志望する若手医師は顕著に減少しています。

さらに現在脳神経外科医は1,000名ほど不足していると言われており、求人募集も少なくありません。

脳神経外科医は、急性期の総合病院や専門病院での脳・脊髄・末梢神経の疾患に対する画像診断と手術を中心とした勤務で、後期研修医から指導医まで幅広い求人があるようです。

リハビリテーション病院や人間ドッグ施設の脳ドッグ部門、在宅医療の分野では、神経疾患の診療や内科的診療も求められるようです。

クリッピング術、腫瘍摘出術、脳血管バイパス術、シャント手術、神経内視鏡手術、γナイフ治療など、専門スキルに磨きをかけたいと考えている脳神経外科医にとって急性期の総合病院や専門病院の求人はスキルアップをするための大きなチャンスであると言えるでしょう。

急性期の総合病院や専門病院では、麻酔科医や当直医、看護師、放射線技師などとの連携が必須になりますので、協力関係を保つためにもコミュニケーション能力が重視されるでしょう。

リハビリテーション病院での脳疾患、神経疾患の診察や、脳ドッグ部門・在宅医療の分野では内科的診療スキルを求められるようです。これらの医療機関は、救急対応が少なく余裕を持った診療をする事ができ、QOLを重視した働き方を希望する医師にとって最適かもしれません。

日本脳神経学会認定の脳神経外科専門医になるための審査を受けるには、脳神経外科での臨床研修を2年間行った後、所定の研修プログラムを4年以上受けている事(その内3年以上脳神経外科での臨床専従である必要があります)が条件です。

そしてカリキュラム委員会が規定した脳神経外科疾患の管理・手術の経験数を満たした後、カリキュラム委員会において資格審査が行われ、受験資格を得た後、筆記試験と口頭試験に合格することで脳神経外科専門医となることができます。

脳神経外科専門医の認定後、5年毎に資格更新をする必要があり、生涯教育委員会では、「クレジット(履修単位)登録制度」を設けており、学会などの参加・発表、学術誌での論文発表、日米合同生涯教育への参加を対象に評価されます。

また5年間に最低一回、学会認定の医療倫理、医療安全、医療事故、医事法制に関する研修を受講することが必須になっています。

 

脳神経外科医の平均年収は?

脳神経外科の勤務医は、臨床経験5年で年収1,000万円~1,300万円、10年で年収1,300万円~1,500万円となるようです。

他科の医師と差はなく、勤務医の平均的な年収となります。

しかし専門性がある高いスキルを求める医療機関の求人では、年収2,000万円以上を提示している場合もあります。

 

これからの脳神経外科に求められるスキル

高齢化の影響により、脳神経外科は手術だけではなくリハビリテーションの病院でも必要とされることが増えてきたようです。

このように脳神経外科医のニーズは増えていくものの、脳神経外科医を目指す若い医師は減少しているというのが現状で、脳神経外科医の不足が著しい課題となっています。

そのため、同科への転職を考慮している脳神経外科医にとっては、医療機関との勤務条件や年収などの交渉が行いやすいと言えるでしょう。

これらから現在脳神経外科は他診療科に比べて待遇は手厚いことが分かりましたが、それだけ診療には心身ともに負担が大きくかかると言えます。

救急など、医療の最先端に立つことの多い脳神経外科医。今後求められるものは技術力はもちろん、強い精神力や使命感、患者を公平に診察することのできる高い倫理観なのかもしれません。

 

脳神経外科の転職でのオススメ求人

実際に転職を考える際、自身の希望に沿った求人を一人で見つけることは非常に困難であると言えるでしょう。

どのような方法・方針で転職活動をすれば良いのか分からない、何が自身のキャリアアップに繋がるのか分からないという方もいらっしゃると思います。

そのような場合、一度医師向け転職支援サービスへの登録し、専任エージェントに相談してみると良い転職へのヒントを得られるかもしれません。

医療業界の転職のプロに相談する事で、通常では知る事の出来ない独自発掘の非公開求人を知る事ができ、希望に近い求人を見つける事ができるかもしれません。

医師向け転職支援サービスは無料で利用する事ができるため、なんとなく転職を考えているといった場合でも、気楽に利用・相談してみてはいかがでしょうか。

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