常勤の整形外科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.06
常勤の整形外科医が転職する際に知っておくべき事

全医師数の内、7%程度を占める整形外科医。

内科の次にかかったことのある、非常に身近な診療科ではないでしょうか。

整形外科は形成外科と名称が似ていますが、形成外科は人体の表面的な部分の治療を行う診療科です。

例えば口蓋裂や熱傷などの外傷、腫瘍などの切除、美容的な分野も形成外科の診療範囲に含まれます。

対して整形外科は捻挫、打撲、骨折、関節を痛めるなどの主に怪我の症状の治療を行う診療科です。

例えば整形外科はアキレス腱を切ってしまった場合に神経をつなぎ合わせるなどの外科的な手術を行います。このように整形外科は外科の中で最も受診回数が多い診療科と言えるのではないでしょうか。

そんな常勤の整形外科医が転職する際に知っておくべき事をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

整形外科医のキャリアパス・転職動向

整形外科医も他の医師と同じく初期研修を2年行います。その後4年間後期研修医として勤務し、様々な要件を満たせば、整形外科専門医試験の受験資格が得られます。

晴れて専門医資格を取得できた後は勤務医と開業医という二つの選択肢から自身のキャリアを決定します。最初は勤務医として臨床経験を積むことが一般的とされています。

さらに整形外科は関節、神経、血管、脊椎、脊髄、末梢神経など人体のあらゆる部分を扱うため、非常に多岐に渡るキャリアパスがあるようです。

例えばスポーツ選手の身体のケアを目的とした専属スポーツドクターを目指す整形外科医や、椎間板ヘルニアや頚髄症などの治療を行う脊椎脊髄外科医、股関節や膝関節の変形性関節症を治すことを目的とした関節外科医などがあるようです。

40歳までにこのまま勤務医として働くのか、それとも自身の医院を開業するのかを決めることが多く、整形外科医にとってこの選択が大きな分かれ道になると言えるかもしれません。

勤務医の場合は他医師と同じく、小規模の病院では人材が不足している傾向があるので、比較的高年収の求人が多い傾向があるようです。

 

整形外科医の平均年収は?

引用サイトによると整形外科医の平均年収は約1300万円と言われています。

しかし前述したように整形外科には様々なキャリアパスがあるため、専攻する分野によっては高年収をを獲得することが可能です。

例えば、アスリート選手の専属スポーツドクターは怪我の治療だけでなく、独自のトレーニング方法も開発、それに伴った商品の開発など、通常の医療行為以外の仕事も範囲内となるため、高年収を獲得出来る可能性が高いです。

開業して理学療法士と柔道整復師を雇うことができれば、通常の整形外科が診療する患者に加えて整骨院の客層を患者として取り込むことができます。

そうすれば、リハビリなどの高点数の治療を行うことができ、高い収益を生み出す事もでき、通常の勤務医よりもはるかに高い年収を獲得することができます。

 

これからの整形外科医に求められるスキル

高齢化社会の加速の影響から、高齢者・老人のリハビリ事業の需要が高まる事が予想されます。

介護施設などでリハビリ事業が行われていますが、こちらの客層を整形外科に取り込む事が今後課題となる可能性があります。

通所介護には送迎バスや介護施設に通う老人にとって大切なコミュニケーションの場であるという大きなメリットがあり、そことの差別化を図ることも必要であると言えるでしょう。

適切な治療で痛みが消えたとなれば、クチコミで広がる可能性も多いにあるため、医療的なアプローチで根本的な解決とトレーニングなどの指導をすることで、開業医でもうまく病院運営ができるのではないでしょうか。

また、転職を有利に進めるには、多岐に渡る分野をオールマイティにこなすよりも先程ご紹介したような分野から一つを絞って症例をこなし、自分の専門を打ち出すことが必要であると言えるでしょう。

将来を見越して医療分野以外のトレーニングなどの知識を付けておくと、医療分野以外での仕事ができるようになり、他の整形外科医と一線を画すことができるかもしれません。

 

整形外科の転職でのオススメ求人

郊外で年配の方が多く、治療を求める人が多いため、郊外での求人募集が多くあるようです。ご出身の県にUターンすることや、症例を多く学ぶためにも郊外で働くことをおすすめします。

また、院長募集などの求人案件も多いため、経験を積まれた整形外科医には条件的にもフィットする求人かもしれません。

転職を考える際、自身の希望に沿った求人を一人で見つけることは非常に困難であると言えるでしょう。

どのような方法・方針で転職活動をすれば良いのか分からない、何が自身のキャリアアップに繋がるのか分からないという方もいらっしゃると思います。

そのような場合、一度医師向け転職支援サービスへの登録し、専任エージェントに相談してみると良い転職へのヒントを得られるかもしれません。

医療業界の転職のプロに相談する事で、通常では知る事の出来ない独自発掘の非公開求人を知る事ができ、希望に近い求人を見つける事ができるかもしれません。

医師向け転職支援サービスは無料で利用する事ができるため、なんとなく転職を考えているといった場合でも、気楽に利用・相談してみてはいかがでしょうか。

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