常勤の皮膚科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.06
常勤の皮膚科医が転職する際に知っておくべき事

皮膚科は外来での診療がほとんどで、新生児から高齢者まで幅広い世代の方が受診する機会の多い診療科であると言えるでしょう。

受診回数の多い診療科なので地域密着型の医院やクリニックが数多くあり、女性医師が多いというのが特徴です。

ここでは皮膚科医の転職事情や年収などを詳しく調べてみました。 

皮膚科医のキャリアパス・転職動向

皮膚疾患は、患者の主訴と皮膚の症状で多くは診断することができ、組織検査で確定診断を行うこともあります。

皮膚科は皮膚癌の手術などの外科系領域と内科系領域を持つ診療科目です。

外科系の疾患としては、皮膚癌、外傷、火傷、ケロイド、おでき、褥瘡、皮膚潰瘍、陥入爪などがあります。

内科系の疾患としては、帯状疱疹(ヘルペス)、円形脱毛症、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、湿疹かぶれ、膠原病、白癬、薬疹などがあります。

患者のほとんどは入院の必要が少ない場合が多いです。

デリケートな部位を診察・治療するため、プライバシーを保護する心遣いが必要となり、場合によっては感染の可能性もあるため、衛生管理に細心の注意を払わなければならない診療科になります。

皮膚科医は大学病院や市中病院の勤務医として働く場合と、皮膚科クリニック、美容皮膚科・美容外科クリニックの勤務医または開業医として働く場合があります。

総合病院の皮膚科の定員は1~2名が多いため求人は少なく、あったとしても人気の高い診療科のため、転職を求める医師ですぐに求人枠が埋まってしまいます。

女性医師が多いことから美容皮膚科や美容クリニックで働くケースも多いです。

美容クリニックは自由診療分野が多い為、非常に高収入を得られる場合が多いようです。但し、美容クリニックの求人は皮膚科医としての高いスキルを求められる傾向が非常に強いようです。

また、専門医資格を取得出来る主研修施設は殆どが大学病院のため、専門医取得を目的とした民間病院への転職は向かない心療科と言えるでしょう。

皮膚科専門医を取得する必要性としては、皮膚科専門医のいる医療施設でなければ出来ない医療行為がある事と、勤務先の医療機関が研修施設認定を受けるためには皮膚科専門医の資格が必要である事、専門医資格の取得がニーズとして求められている事が挙げられます。

皮膚科専門医資格を取得するためには、日本皮膚科学会に入会し、最低5年間の研修と、主研修施設で最低1年間の研修、症例数・手術数・講習会参加・論文執筆の規定をクリアする必要があります。

クリア後、責任指導医推薦書を取得し、皮膚科専門医試験に合格をすることで専門医として認定されます。

 

皮膚科医の平均年収は?

皮膚科医の平均年収は1,000万円程度で、他診療科との差はあまりなく非常に平均的な年収であると言えるでしょう。

しかし、開業医や美容クリニックでは高い収入を得られるようです。皮膚科開業医の平均年収は約2,600万円と勤務医の年収の2倍になります。(引用元サイトURL:皮膚科 開業医 年収

先程ご紹介した通り、皮膚科は幅広い年代の方からのニーズが高い診療科なので、開業がしやすいです。

しかし、開業をするには膨大な資金面や医療知識のみでなく経営スキルも求められるので簡単な道のりではないと言えるでしょう。

美容クリニックの勤務医は年収1,200万円~2,500万円と幅が広く、手術スキルによって差が生まれるようです。(引用元URL:美容皮膚科医の年収

このように皮膚科医は様々な場所で勤務出来る診療科で、臨床経験の有無で大きく年収に差が開くようです。

 

これからの皮膚科医に求められるスキル

皮膚科では、視診から生検、病理、切除まで一人でこなすことができる自己完結型の診療科目です。

また外来では、顕微鏡、デイサージェリー、CO2 レーザーなどの器具があれば診療が可能なため、開業は比較的容易です。

専門外の医師が皮膚科を標榜しているケースも中にはありますが、ネットの普及などにより患者の医療に対する関心は以前よりも高くなっているため、スキルを積んだ専門医が選択されるでしょう。

 

皮膚科の転職でのオススメ求人

実際に転職を考える際、自身の希望に沿った求人を一人で見つけることは非常に困難であると言えるでしょう。

どのような方法・方針で転職活動をすれば良いのか分からない、何が自身のキャリアアップに繋がるのか分からないという方もいらっしゃると思います。

そのような場合、一度医師向け転職支援サービスへの登録し、専任エージェントに相談してみると良い転職へのヒントを得られるかもしれません。

医療業界の転職のプロに相談する事で、通常では知る事の出来ない独自発掘の非公開求人を知る事ができ、希望に近い求人を見つける事ができるかもしれません。

医師向け転職支援サービスは無料で利用する事ができるため、なんとなく転職を考えているといった場合でも、気楽に利用・相談してみてはいかがでしょうか。

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