常勤の眼科医が転職する際に知っておくべき事

最終更新日:2017.09.06
常勤の眼科医が転職する際に知っておくべき事

厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査の概況(平成26年発行)によると全国の医師数は約300,000人おり、その中で内科医が61,000人と最も多くなっています。

それに対して眼科医は12,000人と内科医に比べれば医師数の少ない科目です。

医師数の少ない眼科医は転職の際、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

本記事では眼科医のキャリアパスを年収などを踏まえてご紹介していきます。

効率の良い転職活動のためにもぜひ参考にしてみてください。

眼科医のキャリアパス・転職動向

眼科医のキャリアパスは医学部卒業後に、他の科目の医師と同じく、2年間の初期臨床研修を行います。

研修期間中は1,2ヶ月のスパンで様々な科目をローテーションしますが、眼科は必修・選択必修どちらの科目にも含まれていないため、自分で選択しなければ初期研修の間に眼科を経験することはできません。

2年間の臨床研修が終わると、自分の希望する専門科目を選択。眼科希望の先生は、このタイミングで眼科を選択して、専門医を目指していくのが通常の流れです。

眼科は専門医を取得できる施設(研修施設)の大半が大学病院となっているため、他の科目に比べると、大学病院に所属する医師が多い科目です。

大学病院に属するのであれば、他の医師と同じように博士号を取得して助教となり、うまく出世していけば、講師、准教授、教授という順番で階段を登っていきます。

しかし、1つの医局に教授の椅子は1つしかないため、その道はとても険しいものがあります。

また、女性などの場合は比較的出産などのライフイベントで生活とのバランスを取っていかなくてはならないため、そのような働き方が可能な科目や病院を選ぶことも女性医師としてのキャリアを継続させていくにはとても大切なことです。

眼科医は採用人数が少ないため、基本的には欠員したら募集をかけるという程度の求人数になっているのが現状です。

そのため、その狭き門をどのようにくぐっていくのか、考える必要があります。

 

眼科医の平均年収は?

眼科医の年収は、開業医が約3500万円程度、勤務医が1300万円程度と言われています。

もちろん、年齢に応じて年収は推移し、若い時、年収はもっと低いですが、開業した時の年収が高いことから、眼科医を志望する医師も多いようです。

また、緊急の手術が多くない科目であることから、ワークライフバランスを取りたいという志向の医師にも人気が高い科目です。

しかし、最近ではコンタクトレンズが医師の処方なしで購入できるようなサービスもあり、志望して眼科医になったとしても、レーシック手術や白内障などの手術経験・実績がなければ、必要とされないなどの非常に厳しい現実があります。

 

これからの眼科医に求められるスキル

高齢化社会の到来により、白内障患者は急速に増加する可能性があり、眼科医にとって白内障手術のスキルは必須となると言えるでしょう。

また、スマホやPCなどのディスプレイを長時間利用する事も増え、大人だけでなく子どもも同じように利用する機会が増えているため、全体的な視力の低下なども重なってレーシック手術を必要とする患者が増える事が予想されます。

子どもがよくかかる、結膜炎やものもらいなどの症状に対して的確に治療をし、患者の家族の信頼を勝ち得ていけば、その祖父母が白内障の手術で来院してくれる可能性もあります。

目の疾患の頻度は低いですが、生きていく上で数回は眼科にかかる可能性があります。その数回しかないタイミングに悪い印象を与えないようにすることが大切です。

また、今後需要が増える可能性のあるレーシック手術と白内障手術はどちらの手術も「見る」という五感の内の1つの能力を左右する手術です。そのため、安心できる、新しくて衛生的で、評判の良い病院が選ばれます。

以前ニュースになった、レーシック手術で感染症を発症してしまった病院などのように、患者の評判が悪ければその病院には二度と患者が現れなくなる危険性もあります。

このようなことを総合して考えると、眼科の開業を考えている場合はまず眼科医として臨床経験をしっかり積める病院に行って技術を研鑽するか、もしくは大学病院に残って研究をしていくという道が考えられます。

技術研鑽する場合は、地域によって眼科医の人数にかなり差が出ていますので、都市毎に所属している眼科医の人数を参考に少ない勤務先を選び、技術を磨ける病院を選ぶことをオススメします。

 

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今後、ニーズの高まりが想定される診療科目ですが、技術や経験によってキャリアが左右されるため、自分の目的に合った病院を選べるように一度こういったサービスを活用してみるというのも一つの手法なのかもしれません。

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