医師の残業(時間外労働)が多すぎる・・・転職で残業を減らそう

最終更新日:2018.03.26
医師の残業(時間外労働)が多すぎる・・・転職で残業を減らそう

 残業が多すぎるために健康を害する医師が多くいるといいます。

多忙な勤務をこなす医師が、さらに時間外の過重労働を強いられる過酷な現状です。

医師だけでなく研修医も同じように過酷な残業の下におかれています。

また残業に対する時間外手当は支払われないそうです。

そもそも医師の残業は、法律で決められていないのでしょうか?医師の残業を減らすことはできるのでしょうか?

医師の残業の現状と、医師の残業制度などについて考えてみましょう。

知られざる医師の残業(時間外労働)の現状

医師の勤務実態は過酷だと言われています。

医局に在籍する勤務医にとって、当直に引き続いての通常診療、休日の緊急呼び出し、残業、こういったことは日常的に起こっているそうです。

現役の病院に勤務している医師の中には、「タイムカードが事実上ない」「残業は超過分を自分で調整して申告する」といった声も聞かれます。

では、医師の残業が増えるとどんな弊害があるでしょうか?

まずは医師の過労です。一般的に労働者の労働時間は、労働基準法により、1週間あたり40時間を超えてはいけないと定められています。

しかし実際には、独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、1週間あたりの全労働時間で60時間を超える割合は、40%となっていました。

次に医療の安全があるでしょう。常に過酷な勤務環境にいる医師は、ストレスフルな状態です。

しかも医療ミスがあれば医師の責任問題を問われるとなれば、安全な医療の提供に弊害が出ることも考えられますね。

医師数全体で増加しているにも関わらず、医師の残業が改善される様子はみられないのが現状です。

(参照元サイト:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識に関する調査」調査結果

(参照元サイト:厚生労働省「労働時間・休日」

 

医師の残業制度

医師の過重労働に関する残業制度はないのでしょうか?

医師の仕事は患者の治療ですが、その業務は、定期的な勤務時間内に留まりません。

時間外労働に関しては、残業という概念が曖昧にされる傾向にあるようです。

病院に勤務する医師は「雇用される立場」なので、労働基準法が適用されるはずです。

労働基準法には「専門業種の裁量労働制」があります。

特定の専門的な業務を行う職種では、実際の労働時間とは関わりなく、労使協定で定めた労働時間を稼働時間とみなすことができるというもの。

医師の業務は専門的な職業ですが、この中で決められた業種には含まれていません。

そのため医師の残業は、条件を満たしていれば時間外労働として認められるのです。

では、研修医の場合はどうでしょう。

研修医の過重労働も問題視されていますが、労働基準法では研修医の立場も医師と同じく定められています。

しかし現在の医療業界では、医師の残業について労働基準法は機能していないといえるでしょう。

(参照元サイト:厚生労働省「専門業種の裁量労働制」

(参照元サイト:厚生労働省「研修医の処遇について」

 

今後医師の残業時間・時間外手当の改善はできるのか

残業、時間外労働が常態化している医師の残業時間や時間外手当について、今後改善することはできるのでしょうか?

残業などによる過労死を防ぐため、平成26年「過労死等防止対策推進法」が施行されました。

これはもちろん、医師にも適用されます。しかし、医師の残業・時間外労働は医師不足が根本にあるので、この法律だけで医師の残業を減らすのは難しいでしょう。

医師の過重労働を改善するには、医師の増員が最も重要ではないでしょうか?

次に時間外手当ですが、病院勤務の医師は雇用される立場なので、労働基準法の定めに含まれます。

ですから本来、特別な契約を結んでいない限り、医師の時間外手当は認められるはずです。

それでも医師の残業は、実際にはほとんど支払われていません。

医師の残業・時間外手当を改善するには、法律だけでなく医療業の大掛かりな変革しなければ難しいかもしれません。

 

医師の残業時間と時間外手当は改善できるのか?

医師の残業、過重労働によって、安全な医療の提供や医師の過労死の問題が叫ばれています。

当直明けに続けて日勤の勤務に入ったり、突然のオンコールで呼び出されたり、といった勤務体系は医療業界では当たり前のように行われています。

またこうした残業では、時間外手当が支払われていない現状もあるそうです。

医師も雇用される立場である以上、過重な残業は改善されるべきだと思います。

しかしそのためには、医師を大幅に増員するのが最善の方法ではないでしょうか?

きちんとワークライフバランスを重視出来ていますか?

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