医師が抱えるストレス、転職で解決しませんか

最終更新日:2018.06.25
医師が抱えるストレス、転職で解決しませんか

長時間労働や人間関係、医療訴訟など、医師の仕事は精神的な負荷がかかりがちです。

医師が抱えるストレスの内容や、辛さからうつ病を患う医師の実態、ストレスを解決する方法の1つである転職の提案など、数々の調査結果を交えながらお伝えいたします。

医師が抱える「ストレス」とは

日本医療労働連合組合が2,108人の医師を対象に行った2012年の「勤務医実態調査2012」によると、71%の医師がストレスを抱えていることがわかりました。

また、62%の医師が「辞めたいと思うことがある」と答えています。

(参考元サイト:日本医療労働連合組合 「勤務医実態調査2012」

 

医師はストレスを感じる要因はなんでしょうか。

過酷な長時間労働

厚生労働省が2016年に行った「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」では、常勤の男性医師の27.7%、女性医師の17.3%が週に60時間を越える勤務を行っていることが示されました。

医師の勤務環境は過酷であることがわかります。

 

極度の緊張と不安

患者の命を預かる医師の仕事は、常に緊張が伴います。特に救急の施設や手術、出産などの現場に関わる医師は、緊張した状態が長く続きます。

また、増加している医療訴訟の不安も医師のストレスの1つと言えます。

 

異動や人間関係

医師にとって、人事異動も大きなストレスになります。

意に反した異動を命じられ、家族やパートナーとの折り合いがうまくいかなくなるケースもあるでしょう。

また、医局内の人間関係もストレスの要因として軽視できません。

教授との関係や看護師とのやりとりはもちろん、世代が異なる医師とのコミュニケーションなど、狭い業界ならではのストレスが伴います。

 

患者や家族への共感

特にがんなどの重篤な疾患や、精神的な病を患う患者や家族への対応は非常に慎重になる必要があるため、かかるストレスは大きいです。

 

理解されにくい仕事

医師同士では分かり合えても、一般の人には理解してもらえないという話もよく聞かれます。

医師は一般の会社員よりも年収が高いために嫉妬されやすく、辛い感情を周囲の人に話せないというストレスもあります。

また、患者の中には医師に過剰な要求を求める人もおり、理不尽な対応を迫られる時にストレスを感じる医師もいるようです。

 

女性医師ならではのストレス

女性医師の場合、出産や子育てに伴うストレスが考えられます。

家事育児と仕事の両立でもストレスを感じる場合も考えられるでしょう。

特に出産でキャリアを中断せざるを得ないストレスは、男性医師には理解できない辛さがあると言われます。

医師不足のために充分な育児休暇を取れないことや、子育てと平行した勤務に大きなストレスを抱える女性医師は少なくありません。

また、女性ならではの対応を患者だけでなく医局内でも要求されて苦しむ医師もいます。

 

 

「辞めたい」「つらい」うつ病を患う医師も    

ストレスが溜まっている、疲れて体が悲鳴を上げている、しかし人手不足で休むわけにはいかない。その結果、医師がうつ病になるケースが後を立ちません。

日本医師会が平成27年(2015年)に医師1万人に対して行ったアンケート調査では、8.7%の医師が抑うつ状態にあり、重篤なうつ病は1.9%という数値が出ています。
睡眠時間の短さや休日の少なさ、オンコールの頻度が高い医師ほど思いつめる傾向があると報告されています。

(参考元サイト:勤務医の健康の現状と支援のあり方に関する アンケート調査報告書

 

ストレスを解消したいなら「転職」

日本医師会では、医療機関に向けた7カ条と併せて「医師が元気に働くための7カ条」を提唱しています。

1. 睡眠時間を充分確保しよう 

2. 週に1日は休日をとろう 

3. 頑張りすぎないようにしよう 

4. 「うつ」は他人事ではありません 

5. 体調が悪ければ、ためらわず受診しよう 

6. ストレスを健康的に発散しよう 

7. 自分、そして家族やパートナーを大切にしよう 

(引用元サイト:医師が元気に働くためのの7カ条

医師にとって一番の優先順位は、目の前にいる患者でしょう。

自分を頼りにしている病院や患者のために、精一杯尽くすのが医師の仕事です。

しかし、まず自分自身の限界に気づくことも必要です。

今の勤務状況を変えるために、勤務体制を病院側に掛け合うというのも1つの方法です。

また、労働環境の良い医療機関を探してみるのもいいでしょう。今までのスキルを生かし、転科という選択肢も考えられます。

ストレスや過労で倒れてしまう前に、ぜひ一度、転職サービスやエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

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