医師って何歳まで現役なの?定年は?

最終更新日:2017.09.04
医師って何歳まで現役なの?定年は?

 医師の定年っていくつ?

医師には定年退職制度がある場合とない場合があり、医療機関によって違います。

国立・県立などの病院や、公営の医療団体などで公務員として勤務している医師は、65歳が定年と決まっており、退職金が約3,000万円で、福利厚生も充実しています。

公務員の医師は定年退職後、再就職する場合は再雇用ではなく、定年の延長とすることを法律で定められています。定年退職後に再就職した場合、定年前の年収の70%の年収が保証されており、5年間勤務したら5年分の退職金を得ることが出来ます。

また、公務員の医師は定年退職後、民間の医師になる事も出来るため、公務員の医師には定年後のメリットが多いということになります。

最近では、勤務時間を厳守している国公立の病院が増えてきているため、勤務にも余裕があります。それによる弊害もあり、国公立の病院が時間上、抱えきらない患者が民間病院に流れるため、民間病院の患者数が増え、激務になると予想されます。

民間の病院の定年制度は様々で、定年制度を採用している病院はもちろんありますが、中には定年制度を明確に定めていない病院もあるようです。民間の病院では長年勤め実績を積んできた医師に関しては院長や役員などポストを変えて定年後も引き続き病院に携わるケースがあります。

もちろん、開業医や非常勤の医師には定年がないため、年齢に関係なくいくつまでも働くことが出来ます。

 

定年前から定年後までの医師のキャリアパス

定年を迎えた医師には、その後も現役医師として活躍出来る様々な場があります。

例えば、定年後にクリニックの独立開業や経験・経歴を生かして非常勤として働くなどがあります。

求人は多いとは言えないですが、条件が合えば、産業医として働くことも可能です。健康管理が主な仕事になりますので、長年培った経験・知識を十分に活かす事が出来るでしょう。

また、待遇が良くQOLを充実させることができるため、定年後の高齢者にとって勤務しやすい職種ではないでしょうか。

 

診療科によって定年後の働き方は変わる

定年後に現役医師として活躍することが十分可能とお伝えしましたが、診療科によっては難しい場合もあります。

例えば外科医などのように、手術では手先の正確さや、長時間対応できる体力などが求められるため、年齢が高くなると難しくなります。

そのため外科系の医師は50代でメスを置くことを考え、40代で転科を視野に入れる傾向が強いようです。そのため、消化器外科から消化器内科へなど、関連する内科への転科が多いようです。

内科への転向は、プライマリケアを学ぶ必要があるため、年齢的に早めの決断をすることが良い結果を生みます。

また、在宅医療などの分野へ進むという選択をする医師も多くいます。外科系の医師は決断力が早くフットワークが軽いため、適正が高いと言われます。

売り手市場であることから、好条件の職場を見つけやすいでしょう。

 

定年を迎えるにあたって気を付けるべき事

高齢になっても、体力が続く限り仕事をし、今までの経験を活かしながら地域貢献をしたいと考える医師が多くいます。

60代後半になると、主な選択肢は老健や健診期間で、医療機関への再就職は少ないので、医療機関への再就職を希望する場合は早めの行動が必要です。

若い頃の働き方と違って、オペがない、当直がない、勤務体制が週2~3日となると収入が減るのは致し方ありません。

自分自身がどの様に働きたいか、収入はどれ位を求めるのか優先順位をはっきり確認した上で、早めに行動を取ることが定年後の再就職を成功させる秘訣となります。

好条件の職場へ転職する際に最も重要視されることは「接遇」だと言われています。大都市の民間施設では特に重要視されており、日頃からの意識が大切になります。

求人側である施設は、シニアドクターの経験値と対応力を十分評価しているため、長年培った経験・スキルを持っているということをきちんとアピールすることが再就職活動において重要になると言えるでしょう。

きちんとワークライフバランスを重視出来ていますか?

医師のQOLにお悩みの方はこちら▼