腎臓内科医の平均年収っていくら?腎臓内科医の年収の推移と仕事内容

最終更新日:2017.09.04
腎臓内科医の平均年収っていくら?腎臓内科医の年収の推移と仕事内容

腎臓内科は比較的新しい診療科で、診療対象疾患は、腎炎、ネフローゼ、急性・慢性腎不全、糖尿病、高血圧、リウマチ・膠原病などによる腎臓病、遺伝性の腎疾患など多岐にわたり、最近は、全身疾患に伴う慢性腎不全が増加しています。

では、具体的に腎臓内科医の仕事内容はどのようなものなのでしょうか。

また、年収はどれ位なのでしょうか。詳しく調べてみました。 

腎臓内科医の年収の推移

腎臓内科医の平均年収は弊社サービス「Dr.転職なび」の求人情報等から約1,500万円であることが分かりました。

こちらのグラフをご覧ください。弊社サイト「Dr.転職なび」の掲載求人の腎臓内科医の年収上限の分布図になります。

腎臓内科 年収上限

こちらのグラフから年収2,000万円以上を上限としている求人が39%と比較的多いことが分かります。

このことから腎臓内科医として年収2,000万円以上得ることは不可能ではないことが分かります。

しかしながら勤務医で年収2,000万円を得るには最先端の医療スキルを保持しているあるいは職歴が長く、臨床経験数が豊富であるなど勤務医として特別なステータスがなければ非常に難しいでしょう。

また、年収1,400万円~1,800万円帯域を上限とする求人も非常に多いことから、腎臓内科医で年収1,800万円以上あれば高年収と言えるでしょう。

年収2,0000万円以上を稼ぐ腎臓内科医は非常に特殊なケースと言えるかもしれません。

 

次に地域別で見た腎臓内科医の平均年収のグラフを以下に示します。

腎臓内科 地域別平均年収

上のグラフから、どちらの地域も腎臓内科医の平均年収である1,500万円周辺であることが分かります。

北海道地域に関しては1,500万円以上であり、高年収を希望するのであれば北海道地域での転職が年収UPの近道かもしれません。

東北地域は1,500万円を下回っていますが、それ以外の地域では平均年収1,500万円程度になるため、地域によって年収の差はあまり大きくならないことが推測できます。

 

最後に地域別で見た腎臓内科医の求人数割合を見ていきましょう。

腎臓内科 地域別求人数

このグラフから、関東地域に全体の29%の求人があり、求人が集中していることが分かります。

また、中部が22%、関西が16%とやはり都市圏とその周辺に求人が集中している傾向があるようです。

しかし、九州地域に求人が18%と比較的多く、都市圏のみに求人が集中しているわけではなさそうです。

高年収である北海道地域は全体の5%程度しか求人がなく、年収以外の条件まで合う求人を見つけるのは難しいかもしれません。

年収以外の条件を重要視する場合は、求人が多く集まっている都市圏を中心にお探しになると希望の求人を見つけることが出来るかもしれません。

 

腎臓内科医の年収は他科と比べてどうなの?

腎臓内科は、他科と比べても年収が高い診療科のひとつだと言えます。

透析管理のスポットアルバイトの募集も多いため、常勤や非常勤の勤務と組み合わせて、高年収を得ることも可能です。

透析管理のアルバイトは、急変対応が発生しない限りは、医師の負担は少なく、比較的自由な時間が取れるのではないでしょうか。

 

腎臓内科医のQOLはどうなの?働き方は? 

腎臓内科は、主に腎臓疾患を診断・治療しますが、最近は、糖尿病、膠原病による慢性腎不全が増加傾向にあります。

また糖尿病腎症による腎不全は、感染症のコントロールや血糖管理など全身管理が必要になる場合もあります。

多臓器疾患により腎不全が悪化してしまうケースも多く、広範囲にわたる内科の知識と経験が必要になり、他科との連携も必須であり、相談しながら治療方針を決めることも少なくありません。そのため、コミュニケーション力やチームマネジメント能力も必要になります。

病院の勤務医の場合は、透析管理を主とした診療方針の病院かそうでないかによって、勤務内容は全く違ってきます。

急性期病院では、腎臓内科外来、外来透析、病棟管理、腎生検、血液透析、腹膜透析など幅広い診療内容になります。

公立や民間病院では、人工透析室を拡充する病院もあり、中小規模の病院では、透析管理を中心としている病院も増えてきています。

入院透析を行っている病院では、当直やオンコール対応もあるため、ハードな勤務となることが予想されますが、透析専門クリニックの場合は、当直やオンコール対応が無いため負担も軽く、給与面での条件も良い場合が多いようです。

勤務先や働き方によって、腎臓内科医のQOLは大きく変わってくると言えるでしょう。

 

腎臓内科医が年収2,000万円を目指すには 

腎臓内科医が年収アップを目指す場合、透析医療に携わることが一番の近道となります。

年収2,000万円以上を実現するのも夢ではないでしょう。

しかし、透析患者には、合併症を抱えている場合が多く、「究極のかかりつけ医」として幅広い知識を求められます。

当直やオンコール対応がある場合、勤務は過酷となる場合が多いでしょう。

中には週4回透析を行う患者さんもいて、お盆やお正月も関係なく透析治療が必要となるためです。その分、医師の負担は大きくなります。

高額な年収を提示された場合は、それなりの理由があると考えて、経営者の方針や条件をよく確認する必要があります。

いきなり透析医療に深く携わる勇気がないという場合は、はじめに透析専門クリニックのスポットアルバイトを経験してみるのも良いでしょう。

常勤や非常勤の勤務に加えて、条件の良いアルバイトを組み合わせることで、年収2,000万円が見えてくる可能性もあります。

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