美容外科医・美容皮膚科医の平均年収っていくら?年収の推移と仕事内容

最終更新日:2017.09.05
美容外科医・美容皮膚科医の平均年収っていくら?年収の推移と仕事内容

他の診療科目と比較すると非常に年収が高いと言われている美容外科・美容皮膚科ですが、その理由は自由診療分野の範囲が大きい診療科目であることが要因となっています。

美容外科であれば、二重まぶた手術や脂肪吸引、たるみ取りなどの美容整形と呼ばれる手術があります。

美容皮膚科ではレーザーでのシミ消し、ヒアルロン酸注入、アートメイクなどの美容に関するものから、男性のAGAの薄毛治療なども対象となります。

いずれも自由診療分野のため、勤務医であっても高い年収を得ることができるのです。

膨大な資金と経営スキル、臨床経験など必要なものは数えきれませんが、美容クリニックを開業すれば自身で料金を決めることができるため、集患が上手くいけばさらに収益性を高めることができます。

今回はそんな美容外科・美容皮膚科の年収について紐解いていきたいと思います。

美容外科医・美容皮膚科医の年収の推移

美容外科・美容皮膚科の平均年収は弊社サービス「Dr.転職なび」の求人情報等から約1,700万円であることが分かりました。

こちらのグラフをご覧ください。弊社サイト「Dr.転職なび」の掲載求人の美容外科・美容皮膚科の年収上限の分布図になります。

美容科 年収上限

こちらのグラフから年収2,000万円以上を上限としている求人が60%と約半数以上であることが分かります。

このことからも美容外科・美容皮膚科は高年収を得られる傾向が強く、美容外科・美容皮膚科として年収2,000万円以上を稼ぐのは他診療科と比較すると難しくないことが分かります。

しかし、美容外科・美容皮膚科は実際の症例数やオペスキルの熟練度で美容外科・美容皮膚科としてのステータスが大きく左右されます。このようなステータスによって年収も大きく変動するため、年収2,000万円以上を稼ぐためには豊富な症例数や最先端のオペスキルを習得しているなどの特別なステータスが必要と言えるでしょう。

 

次に美容外科・美容皮膚科の年収下限の分布図を示します。

美容科 年収下限

こちらを見ると、年収帯に大きく割合が分かれていることが分かります。

年収2,000万円以上を下限としている求人が全体の32%あることが他診療科にはない、美容外科・美容皮膚科ならではの特徴ではないでしょうか。

上限データと下限データから美容外科・美容皮膚科は高年収である傾向が強いと言えるでしょう。

年収1,400万円~年収1,600万円を下限とする求人が全体の28%あり、平均年収を下回ってはいますが、他診療科と比較すると年収下限額は高いと言えるでしょう。

また、年収1,000万円以下を下限とする求人が全体の28%ありますが、この数値からは先に申し上げた通り、症例数やオペスキルによって年収が大きく変動することを表しているのではないでしょうか。

 

次に地域別で見た美容外科・美容皮膚科の平均年収を以下に示します。

美容外科・美容皮膚科 地域別平均年収

こちらのグラフから、関東・中部地域は平均年収を下回っており、これらの地域では高年収を稼ぎにくいかもしれません。

しかし、美容外科・美容皮膚科は医師が持つスキルに大きく左右されるため、平均年収が低いからといって高年収を得るのは不可能とは限りません。

東北地域の平均年収が2,000万円と非常に高いことから、美容外科・美容皮膚科の東北地域での転職は年収UPに繋がりやすいかもしれません。

 

最後に地域別で見た美容外科・美容皮膚科の求人数割合を見ていきましょう。

美容外科・美容皮膚科 地域別求人数

こちらのグラフから、最も求人数が多いのが中部地域で全体の32%であることが分かります。次いで関東地域が全体の31%あり、少し差が開きますが次に関西地域の18%となります。

このことからどの診療科にも通ずる部分ではありますが、求人が都市圏に集中しており、地方の求人が非常に少ないという現状があるようです。

QOLや専門医資格の取得など年収以外の条件で求人をお探しの方は、求人数が多い都市圏で求人をお探しになると良いかもしれません。

 

最も平均年収が高い東北地域の求人は全体の3%しかなく、年収以外の条件まで希望に合うような求人を見つけるのは難しいかもしれません。

ただし、医師不足や高齢化の問題などで、世間での医師需要は確実に高まっているため、絶えず新しい求人が生まれています。

求人数が少ない、平均年収が低いなどの理由ですぐに転職をあきらめるのでなく、気長に求人を探し続けることが転職を成功させるコツかもしれません。

しかし、日々忙しい一日を過ごす医師にとって毎日求人をチェックするのは難しいかもしれません。その解消法として専属の転職エージェントを見つけ、相談することがおすすめです。

転職エージェントに自身の現状の勤務内容、勤務に対する不満・悩み、自身のニーズなどを事前に相談しておくことで、ぴったりの求人があった際にエージェントから求人を紹介してもらえます。

上記のような悩みを抱えているのであれば、一度転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

 

美容外科医・美容皮膚科医の年収は他科と比べてどうなの?

自由診療がほとんどである美容外科・美容皮膚科医の年収は、他診療科目と比べても高いと言えるでしょう。そのため、他科目から転科してくる医師が多いと言われています。

高収入を得られる可能性が高いため、様々な医師が転科を希望することもありますが、しっかりとした経験と、治療と違って美容に関係する診療法になるため、患者ではなくお客様としたサービスを意識したコミュニケーションを取ることができないと、なかなか転科が難しい状態となっています。

患者の要望を聞き取り、出来る限りの要望を叶えられるような手術スキルがあること、できる範囲、できない範囲をしっかり伝えることが美容系医師には大切なことであると言えるでしょう。

しっかりと想定される術後結果の意思疎通が出来ていないと術後、患者と医師で術後結果に関するトラブルが起きてしまい、最悪の場合訴訟にまで発展してしまうかもしれません。

以上のことから通常の医師の業務と違ってより一層のコミュニケーション能力が必要となる仕事と言えるでしょう。

集患のための広告戦略や、安心感を与えられる内装やHPの作成など、広告を出せるのが美容系クリニックの特徴です。

 

美容外科医・美容皮膚科医のQOLはどうなの?働き方は?

収入面に対しての仕事内容は基本的に外来での施術や手術が基本となり、入院設備がないため、決められた診療時間で終了するのが一般的です。

大きな病院の場合は入院設備があり、当直勤務などもありますが、美容系クリニックは外来診療や手術がメインで労働時間は他の診療科目に比べて短めです。

さらに緊急の手術はなく、事前予約制です。そのため、スケジューリングはしやすく、医師としてのQOLは高いと言えます。

短時間で高収入を得ることができるため、魅力に感じる医師が多く、転科を考える人気な診療科になります。

 

美容外科医・美容皮膚科医が年収2000万円を目指すには

美容外科医・美容皮膚科医が年収2000万円以上を目指すためにはいくつか方法があります。

  • 2000万円以上の求人で自分の条件に当てはまる病院を探す
  • 自分自身で形成外科や皮膚科で培った勤務経験を活かして美容外科、美容皮膚科で活躍する
  • 患者さんを集めるための広告戦略をうまくやる
  • 実際の手術の腕や仕上がりの満足度、皮膚科など関連する他科目への精通度
  • 開業して自由診療項目の金額を変え、収益を上げる

 男女共に美しくなりたいという願望は誰しもあるものです。その気持ちに応えることができるのは、腕の良い美容外科医・美容皮膚科医。

患者が求める容貌にすることでQOLを高められる唯一の存在ではないでしょうか。

高い年収を得られる分、医師としての高いスキル、人としての高いコミュニケ―ション能力など、多くのものを求められる診療科であると言えるでしょう。

美容外科・美容皮膚科への転科を考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

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