泌尿器科医の平均年収っていくら?泌尿器科医の年収の推移と仕事内容

最終更新日:2017.09.12
泌尿器科医の平均年収っていくら?泌尿器科医の年収の推移と仕事内容

 

 泌尿器科医の年収の推移

泌尿器科医数の割合は全医師数の内、2.6%となっており、尿路疾患から、男性生殖器系、女性の骨盤疾患、内分泌・生殖機能・性機能など、さまざまな領域にまたがった診療を行う科目としても有名です。

有名な病気としては前立腺肥大症や前立腺がん、尿道炎、膀胱炎などです。

泌尿器科医は腎臓にも関係する臓器を扱っているため、人工透析設備がある医療機関の場合、透析管理を行うことも珍しくありません。

そのため、若いうちから透析の知識を積んでおくことで、将来的に非常に役立つかもしれません。

一般内科や一般外科と比べるとマイナーな科目と言われますが、人間の日常生活を支える部分の疾患を解決するため、とても重要な役割を担っている医師であると言えるでしょう。

弊社調べによると、泌尿器科医の平均年収は約1,500万円であることが分かりました。単純計算によると一月に100万円程度の収入を得ることが出来ます。

 

以下のグラフをご確認下さい。こちらは弊社サイト「Dr.転職なび」の掲載求人の年収上限金額を度数分布で表したものになります。

泌尿器科 年収上限

このグラフから泌尿器科は年収2,000万円を上限とする求人が42%と最も多く、泌尿器科医として年収2,000万円以上を得るのは不可能ではない事が分かります。

しかし、この年収2,000万円以上というのは求人が掲示する年収の上限であるため、全体の42%の医師が年収2,000万円以上得ているとは言えません。

年収2,000万円以上目指すためには豊富な臨床経験や特別に高い医療スキルを持っているなど、泌尿器科医としてパイオニア的な一面がなければ難しいでしょう。

 

次に年収の下限金額を表したグラフを見てみましょう。

泌尿器科 年収下限

こちらのグラフから年収1,000万円以下を下限とする求人が53%と最も多い事が分かります。

しかし、こちらに関してもあくまで年収の下限になりますので、必ずしも初期の年収が1,000万円になるわけではありません。

次に多いのが1,401万円~1,600万円の23%であることから泌尿器科医は平均年収の約1,500万円帯域を得ている事が分かります。

 

では、泌尿器科医の地域別の平均年収を見ていきましょう。

泌尿器科 地域別年収

四国が最も平均年収が低く、北海道が最も平均年収が高いことが分かります。北海道の平均年収が高い要因としてやはり医師の地域偏在が挙げられるのではないでしょうか。

それ以外の地域を見ると、泌尿器科医の平均年収である1,500万円帯域に属しているので、転職の際に年収を重視するのであれば北海道の求人を探すのがおすすめかもしれません。

一方で、QOLなどの年収以外の要素を重要視するのであれば、幅広い地域から求人を選ぶことができ、年収1,500万円程度の収入を得る可能性が高いでしょう。

 

最後に泌尿器科医の地域別の掲載求人数を見ていきましょう。

泌尿器科 求人数

関東が25%と最も多いことが分かります。次いで中部、関西と続いている現状があります。

北海道・四国・中国は求人数が非常に少ない事からこちらの地域で自信の希望に合う求人を探すのは難しいかもしれません。

逆に関東・中部・関西は求人数が多い地域であるので、細かい条件で求人を探したい場合はこれらの地域を重点的に探した方が良いかもしれません。

 

弊社サイトの掲載求人の年収の上限・下限を中心とする泌尿器科医の求人情報から泌尿器科医の年収について説明してまいりました。

グラフから地域や医療機関の病床数などによって年収の差が生まれていることが分かり、おおまかに泌尿器科医がどのような年収を得ているのかが見えてきました。

次は泌尿器科医の年収が他診療科に比べてどの程度差があるのかについて掘り下げていきます。

 

泌尿器科医の年収は他科と比べてどうなの?

泌尿器科医として働いていて、その後リハビリ科に転科する医師、外科や内科から泌尿器科に転科する医師など、さまざまなキャリアプランの医師がいます。

大学病院でも複数人体制ではなく、1人の医師が対応するなど、そこまで忙しくないケースが多く、仕事のペースをダウンさせたい人などが転科してくるケースもあります。

リハビリ科への転科は高齢者の方の回復に役立つ知識を持った上での転科のため、これまでの経験を存分に活かしながら働くことができます。

リハビリ科の場合は平均年収が1265万円程度で、泌尿器科医と比較して下がりますが、医師として決して低くない収入を得ることができます。外科や内科からの場合もあまり年収面では大きな変化はないと言えるでしょう。

 

泌尿器科医のQOLはどうなの?働き方は?

仕事内容としては、内科や外科ほど患者数が多いわけではなく、医師1人で対応出来る場合も多いため、比較的余裕を持った勤務をすることができます。

手術もありますが、緊急手術になるようなことはなく、スケジュールの見通しは立てやすいため、オンとオフをきちんと区切る事のできる診療科ではないでしょうか。

 

泌尿器科医が年収2000万円を目指すには

泌尿器科医が年収2000万円以上を目指すためにはいくつか方法があります。

  • 透析専門医を取得し、年収をアップする
  • 泌尿器系手術全般や前立腺がん検診などの対応ができるように経験を積む
  • 非常勤医を組み合わせて年収をアップさせる
  • 東名阪などの都市部以外の地方で泌尿器科医が高齢化しているエリアで勤務する

このように泌尿器科医が年収2000万円を目指すためにはいくつかの方法がありますが、年収2000万円と高額な求人はそれ相応のスキル・労力を求められるでしょう。

過疎地での勤務や24時間体制の勤務体制など、泌尿器科医の特徴であるオンとオフの切り替えは難しいかもしれません。

今後高齢化が進むに当たって、泌尿器科医と人工透析は切っても切り離せない関係になると言えるでしょう。

そのため、人工透析の臨床経験が積める医療機関で勤務し、人工透析分野のスキルを身に付けておくことが年収アップを希望するのであれば望ましいでしょう。

また、地域によっては泌尿器科医の不足していることや、医師の高齢化が進んでいるといった現状もあるので、そのような地域での求人から転職すれば年収アップを期待することができます。

以上から高齢化社会いよる影響で、泌尿器科医のニーズはますます高まると言え、将来性の高い診療科であると言えるでしょう。知識や経験をしっかりと積むことでキャリア面・年収面でも保証されるでしょう。

泌尿器科医への転職・転科を考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

キャリアに応じた年収、得られていますか?
あなたの適切な年収相場、弊社エージェントがお教え致します。

あなたの適切な年収相場を調べる▼