眼科医の平均年収っていくら?眼科医の年収と仕事内容

最終更新日:2017.09.12
眼科医の平均年収っていくら?眼科医の年収と仕事内容

 眼科医は、緊急手術もなく、残業も少ない傾向があるため「医師のうらやむ医師」ともいわれています。

実際に眼科医はどのような仕事内容になるのでしょうか。また、眼科医の年収の推移についても調べてみました。

眼科医の平均年収は?

弊社調べによると、眼科医の平均年収は約1,400万円であることが分かりました。

以下の図をご覧下さい。こちらのグラフは弊社サービス「Dr.転職なび」の掲載求人の年収上限額を度数分布で表したものになります。

眼科 年収 上限

こちらのグラフから、年収1,401万円~1,600万円と年収2,000万円以上を上限とする求人が両者とも36%であることが分かりました。

眼科医の平均年収が1,400万円であることから、眼科医として平均年収以上の年収を得ることは不可能ではない事が分かります。

年収2,000万円以上を上限とする求人が3割を超えていることから、年収2,000万円を稼ぐのは不可能ではありませんが、非常に難しいでしょう。

ただ、眼科の求人は設定年収の幅が非常に広いので、臨床経験数や眼科オペスキルの有無など、様々な経歴で大きく変動することでしょう。

 

次に年収下限額を度数分布で表してみます。

眼科 年収 下限

年収1,000万円以下を下限としている求人が51%と約半数あることが分かります。しかし、必ずしも全員の医師が入職時に下限である年収1,000万円以下になるわけではありません。

眼科医の平均年収である1,400万円以下になる場合はありますが、入職時に年収1,000万円以下になるケースはあまりないと考えてよいでしょう。

※専門医資格未取得など、診療科医として特定の条件を満たしていない場合は除く

 

次に地域別で見た眼科医の平均年収を見ていきましょう。

眼科 地域別 平均年収

上のグラフから、地域によってバラつきがある事が分かります。

北海道地域が最も平均年収が高く、高年収の求人を探す際は北海道を中心に求人を探すと良いかもしれません。

東北・関東・中部・四国に関しては眼科医の平均年収である1,400万円に非常に近いため、これらの地域で転職した際に年収が下がるというような可能性は低いでしょう。

関西・中国。九州地方の平均年収が他地域に比べて低いことから、これらの地域での転職はキャリアアップに向いていないかもしれません。

 

最後に地域別の求人数割合を見ていきましょう。

眼科 地域別求人数

地域別で求人数割合を見てみると、関東地域が全体の27%占めていることが分かります。次いで25%で中部がランクインし、関西・東北と続いています。

残りの北海道・九州・中国・四国については全て10%となっており、これらの地域で求人を探す際、希望に合った求人に巡り合う確率は非常に低いと言えるかもしれません。

年収以外の条件で求人をお探しになる場合は、関東・中部・関西を中心に探すべきでしょう。

求人数は比較的多いが、関西に関しては平均年収が低いため、その点についても注意しておくべきでしょう。

 

眼科医の仕事内容は?ライフワークバランスは?

高齢化のスピードが加速するに伴い、今後も白内障や緑内障、糖尿病網膜症や加齢黄班変性などの疾患が増加しています。

またレーザー矯正治療など、眼科医療の技術進歩により、今まで治療が不可能だった病気が可能になる事などもあり、眼科医の需要は増えていくでしょう。

そのほか、平成19年の視覚障害の有病者が約160万人であるのに対して、平成42年には200万人に増加すると予測されており、眼科医の活躍するフィールドは広がっていくと予想されます。

反面、数年前は高額給与を得られる求人の多かったコンタクト処方関連は、報酬診療の改定があったことにより、募集が減少傾向にあります。

眼科医は、救急が少なくライフワークバランスが良いとされており、臨床研究の成果を論文として学会で発表することも十分可能になる充実した時間を持つことができます。

 

眼科の開業医は高収入?

都心では病院勤務の眼科医が多いのに対して、地方都市では開業医が多いようで、全体的には、勤務医が54%、開業医が45%となっています。

レーシック手術によって開業医の年収は一時かなり高くなりましたが、現在は医薬品医療機器等法の改定や法整備などによって、労働条件に対する年収は一時期より高くはないようです。

それでも、レーシック手術を行う開業医は年収2,000万円を超えることが可能で、中には年収3,500万円を超える医師もいます。

しかし、手術によるリスクがあるため、非常に難しい面があるようです。中には手術による失敗で、閉院するクリニックもあります。

また、初期投資額も膨大なため、眼科医の開業は、かなりハイリスク・ハイリターンとなります。

 

眼科医の転職理由とは

総合病院では、健康診断の項目に眼圧検査があり、糖尿病などの発見に寄与しますが、眼科のための眼科医ではなく、眼科以外の病気を発見するための存在になってしまいがちです。

そのため、技術を磨きたい若い医師は、そこに適性を見出す事ができず、眼科の専門病院への転職を考えるようです。

専門医の資格を取得して手術症例を積んだ医師であればチャンスがありますが、専門医未取得の場合、指導医のいる病院の数が限られていることもあって、専門医を取得できる環境に転職することは簡単ではありません。

眼科専門医を目指すのであれば、ある程度規模の大きな症例の多い病院を選択する事が大切です。また、指導医の経験の豊富さや人材育成に対する姿勢など、教育体制の整っていることを確認する事も重要になります。

QOLを重視した転職を希望する場合は、医療機関の手術件数や外来の患者数を確認する必要があります。

眼科は、緊急手術などはほとんどなく、他の診療科に比べて拘束時間が少ない傾向にあるため、一定の収入を確保し、プライベートを充実させることは十分可能です。

今後は、高齢化に伴い眼科医の需要が増えるとお伝えしました。またパソコンや携帯の普及で、眼への負担が増え、眼科医の需要はますます大きくなるでしょう。

眼科医療は日進月歩、先端技術の進歩により、臨床技術を高めていきたい専門医にとってやりがいのある職種です。

眼科医は職場の選択肢が広く、専門性を求める医師や、安定性・QOLを求める医師など、それぞれによって選択する職場や働き方が大きく異なります。

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