診療科目別で見た医師の年収ランキングをご紹介

最終更新日:2017.09.04
診療科目別で見た医師の年収ランキングをご紹介

一般的に、医師の年収が高いということは周知の事実ですが、どの診療科目の年収が高いのか、勤務医と開業医ではどのくらい違うのか…は、あまり知られていないかもしれません。

今回は、診療科目別に見た医師の収入面にクローズアップします。

診療科目別医師年収ランキング

勤務医の診療科目別年収を見たときに、一番高いと言われているのは美容形成外科で、4,000万円~5,000万円という情報があります。

その後に続くのは美容皮膚科で、1,200万円~1,800万円。そして、耳鼻科が1,000万円~1,500万円となっています。

医師の平均年収である1,300万円程度を得ているのが、在宅医療、そして人工透析などを担当する腎臓内科・透析、整形外科やスポーツ医学、精神科、一般内科となっています。

外科などは勤務が大変で年収が高いイメージがある診療科目ですが、あまり高齢まで勤める医師が少ないことが、平均年収を押し下げている一因と考えられます。

メスを握る仕事である外科には、高齢まで続けることを選択しない医師が一定数います。

高齢になればなるほど通常年収も上がりますから、その分が他の診療科目に比べて低くなっていると考えられるでしょう。

 

それぞれの診療科目で勤務医と開業医の年収の差

自由診療領域が多いため、収益性が高い美容外科や皮膚科、精神科、他にも小児科、眼科などの開業医は年収が高くなる傾向があります。

開業医の場合は自由診療の価格を自分で設定することができ、人気が出れば、患者さんもたくさん集まってきてくれるため、ダイレクトに年収に跳ね返ってきます。

そのため、プライシングと宣伝をうまくできれば、年収が大きく開く可能性も大いにあります。

参考までに開業医と勤務医の年収を比べてみましょう。

美容形成外科  勤務医 4,000万円~5,000万円
開業医 8,000万円~1億円
美容皮膚科  勤務医 1,200万円~1,800万円
開業医 2,600万円程度
精神科  勤務医 1,000万円~1,400万円
開業医 約2,000万円
小児科  勤務医 約1,000万円
開業医 約1,350万円
眼科  勤務医 1,300万円
開業医 2,150万円程度
耳鼻科  勤務医 1,000万円~1,500万円
開業医 1,900万円程度

 

開業医と勤務医で大幅に違うのが、美容形成外科です。美容形成外科の開業医というとイメージがしづらいかもしれませんが、いわゆる美容整形などを行っているクリニックを指します。

二重まぶたの手術でも、5万円程度で行う所もあれば、20万円程度で行っている所もあります。

美容形成外科の場合、医師の腕次第で仕上がりも変わってきますし、より多くの専門分野を担当する医師を抱えていれば様々な患者の要望に応えられるため、さらに新しい患者を呼び込むことができ、結果的に収入を上げることができます。

しかし開業の際、美容形成外科や美容皮膚科などは、女性がこんなところに住みたいと憧れるような高級感や清潔感がある内装に仕上げる必要や、他の患者さんと会わずに済むような設計にする場合があるため、開業資金が5,000万円~1億円、2億円程度かかるケースもあります。

そこで、開業当初はその返済に苦労し、年収の手取り額もかなり減る可能性があります。

完済してからは手取り額もかなり上がるため、最初を耐え、乗り越えられれば勤務医ではなかなか実現できない高い年収ベースを達成することができます。

 

眼科、皮膚科、精神科が人気

平成26年の厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」によると、診療科別でみた医師数では、内科医が一番多く、61,317人でした。次いで整形外科医の20,996人、小児科医の16,758人と続きます。

しかし、最近では訴訟の可能性が低い、眼科、皮膚科、精神科などの診療科目が人気になってきています。産婦人科などは訴訟リスクが非常に高いため、不人気の傾向があります。

母子を両方守らなくてはいけないこと、女性にとってダメージが大きい、子どもが産めなくなるリスクを抱えた診療現場であることが原因と考えられます。

年収と訴訟リスク、やりがいなどのバランスを考えて選ぶことが必要になる診療科目。開業する予定があるかどうかなども関係してくるので、将来を見据えて検討してみることが大切です。

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