医師が抱える仕事の悩みとは        

最終更新日:2017.08.24
医師が抱える仕事の悩みとは        

医学部という限られた枠を潜り抜けた医師は医師にしか出来ない高度なスキルを以て日々患者の健康をサポートする事が業務内容です。

年収も一般の社会人と比べると、高い年収を得ています。

そのため、患者や世間から「医師は特別な存在である」と誤解を受けてしまいがちです。

しかし、医師も同じ人間であり、様々な感情を持って日々悩み、苦しんでいます。

今回は、医師が抱える悩みの数々、医師がうつ病になってしまう現状と辛い状況の解決策を考えていきます。

多くの医師が抱える悩みは ”人間関係”

医師を対象にした様々なアンケートや調査の結果を見ると、医師の悩みやストレスの原因は長時間労働や待遇面、人間関係が上位に挙がっているようです。

その中でも多くあった医師ならではの悩みをピックアップしてみました。

 

想像以上にハードな職場

受験戦争を勝ち抜いて医学部に入り、6年間の猛勉強と国家試験を経て、やっとの思いで辿り着いた医師という職業。

しかし、分かってはいたけれど現場は想像以上に大変だという悩みが多くありました。

特に、医師不足が深刻な医療機関では過労死基準を超える労働を強いられるケースもあります。

あの志は何だったのかと悩み、絶望する医師は少なくありません。

 

待遇面での悩み

一般の会社員に比べ、医師の年収は非常に高い金額が提示されています。

しかし、多くの医師は労働時間や仕事内容、責任の重さを考えた時、働いた分と年収が見合っていないと悩む医師も多いようです。

また、医療機関によって年収の基準が異なるため、同級生や同年代の医師と比べて愕然とするといった悩みもあります。

 

教授や他の医師との対立

医局内での人間関係は、今も昔も変わらず難しい問題の1つでしょう。

経営陣の医療方針をはじめ、根本的な医療や経営に対する考え方の相違などから、教授や上層部の医師と対立に悩むケースも多々あります。

経営陣と現場の医師との対立に挟まれてしまい、ストレスを感じるといった悩みもあるようです。

正しいと思っても、入局後数年ではまだ発言権はもちろんなく、提案を行うことはできません。

また、他科の医師とのトラブルや、若い研修医との意識の差なども悩みの原因になります。

 

人事異動が意に合わない

医局長や教授が権力を握る人事は、必ずしも自分の希望通りに進みません。

まして、家族やパートナーがいる医師は、人事異動による転勤が常に悩みの種として付きまといます。

 

看護師や薬剤師などとの関係

医師の人間関係の悩みでよく聞かれる内容に、看護師とのトラブルがあります。

特に若い医師の場合、ベテランの看護師からの対応に悩むケースや、恋愛関係の悩みなどが後を絶ちません。

また、院内処方を行う医療機関では医師と薬剤師のトラブルもあり、受付スタッフなどとの問題も取り沙汰されます。

 

患者や家族とのトラブル

昔から医療訴訟は医師の悩みの1つでした。

訴訟の件数が増加しているのは、医師不足が原因との見方もあります。

また、近年では患者や家族の理不尽な要求やクレームなどが増え、対応に神経をすり減らす医師が多い状況です。

医師と患者の距離が近くなった現代では、双方のコミュニケーション力が求められます。

 

女性医師の悩みとは

女性医師が抱える悩みのほとんどは、出産や育児、家事との両立です。

特に出産時のキャリアの中断や、復帰後の待遇、子供の預け先などは女性医師ならではの悩みとして多く聞かれます。

近年では医療機関側が女性医師に考慮し、働きやすい職場を提供するよう変化しているため、さらなる改善が期待されます。

 

開業医ならではの悩み

勤務医だけでなく、開業医の悩みも尽きません。

自分の理想とする医療を提供するため、多額の投資をして開業に漕ぎ着けたものの、患者が集まらない、スタッフが見つからないなど、思っていたより経営がうまくいかず、悩む医師もいます。

また、狭い空間でのスタッフとのトラブルなどに悩むケースもあります。

その他には、そもそもやりたい診療科が見つからない、実力の不安や自信の無さ、実家の継承の問題、書類の作成が辛い、患者が多すぎる、世間の目など、医師ならではの悩みがあることが分かります。

 

うつ病になってしまう医師も

様々な悩みやストレスを抱えた結果、患者を診療する側の医師が体調を崩してしまうケースも少なくありません。

実際にうつ病を発症して通院している医師も多く、重篤な場合は退職してしまうこともあります。

ここで、医師とうつに関するいくつかの調査結果を紹介しましょう。

平成18年(2006年)に筑波大学の教授が行った調査によると、研修を始めて2ヵ月後には、医師の25.2%が抑うつ症状に陥ると報告しています。

(参照元サイト:新臨床研修制度における研修医のストレス

 

また、平成27年(2015年)に日経メディカルOnlineが調査した結果では、37.1%の医師が抑うつやうつ症状を経験したと伝え、長時間労働や人間関係を理由に挙げています。

(参照元サイト:日経メディカル 4割弱の医師が抑うつ、うつ病症状を経験

 

同じ年の日本医師会の調査では、医師の8.7%が抑うつ状態、また重篤なうつ病は1.9%という数値が報告されています。

(参照元サイト:勤務医の健康の現状と支援のあり方に関する アンケート調査報告書

 

これらの調査結果が語っているように、多くの医師が過酷な労働環境で体調を崩し、精神的にも追い詰められています。

医師と医療機関側だけでなく、社会全体が一刻も早く積極的に動いて状況を改善しなければなりません。

 

転職で悩みを解決する医師も  

悩みを抱えた医師は、事態をどのように解決しているのでしょうか。

自ら動いて職場の環境を変える医師もいますが、相当なエネルギーと努力を必要とします。

今後の身の振り方を考える際に、転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ある調査会社が平成25年(2013年)に行ったアンケートによると、医師が転職の理由として最も多いのが「施設・医局の方針と合わない」でした。

教授の考えに合わない、人事の結果が意に沿わないなど、主に人間関係が絡んでいると考えられます。

(参照元サイト:「医師の転職意向に関する調査」結果について

 

現在の仕事を手放して、転職や転科を選ぶのは相当な勇気が必要です。

しかし、今の辛い状況で長く勤めることと、悩みから逃れて心機一転、新しい職場で気持ちよく働くことと天秤にかけた場合、自分にとってどちらが重要でしょうか。

同じような境遇にいる医師の経験談なども参考にし、将来をじっくり考える時間を作ってもよいかもしれません。

まずは情報集めと平行しながら、無料で相談ができる医師向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。

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ぜひ一度、転職エージェントのサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

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