医師の働き方いろいろ Uターン・Iターン・リゾート常勤

年明けの医局人事発表から4月に向けて、医師の転職活動はピークを迎えます。
具体的に転職活動をしている先生でなくとも、医師としての働き方やビジョン、これからのキャリアについて考えることが増える時期かもしれません。
今回は、医局に縛られない医師の働き方を、過去の紹介事例を交えていろいろな角度からご紹介します。
家族を大切にする「医師のUターン」
医師のUターンと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、「実家の医院を継ぐ」というパターンではないでしょうか。
最近では、この他に少子高齢化の影響を受けて「家族の介護」という理由が増えています。
また、「自然の多い環境で子どもを育てたい」「教育施設の豊富な都市部で子どもを育てたい」といった理由で、実家のある地元へ戻る医師も。Uターンというと「都心から地方へ」というイメージを抱きやすいですが、実際は「地方から都心へ」戻るというパターンも多くあります。
意外と多い「医師のIターン」
医師の転職紹介会社である株式会社エムステージで、「Uターン以上に多いのでは?」と思えるのが、Iターン転職です。
Uターン転職同様に「教育施設の豊富な東京で子どもを育てたい」という理由で、東京へのIターンを決めた医師もいれば、「沖縄で働きたい」「登山が趣味なので、山の近くに転職したい」「ノドグロが美味しいので、富山に転居したい」といったように、ご自身の趣味を優先してIターンされた方もいます。
趣味を優先して転職されるのは独身の医師が多いですが、中には奥様から「子どもが独立したし、セカンドライフは、好きな場所で好きなことをどうぞ」というお墨付きをもらい、家族で転居されたケースもあります。
医師だからできる働き方「リゾート常勤」
医師ならではの自由な働き方といえるのが、平日は地方勤務で週末に自宅に戻るというもの。
こう聞くと止むに止まれずの単身赴任というイメージを持つかもしれませんが、リゾート感覚で楽しんでいる方も多く、「飛行機代の出る北海道の求人」などは大人気。沖縄も人気のある勤務地です。
中には、勤務期間が2~3ヶ月の期間限定求人もあり、まさにリゾートを兼ねた常勤といえるかもしれません。
また、医療機関の少ない僻地や震災のあった東北の医療に貢献したいという熱い志を持って、週のうち数日だけ地方勤務を続けている医師もいます。
いずれにしても、医師という専門職だからこそ実現できる自由な選択ではないでしょうか。
北海道から沖縄まで全国に拠点を持つエムステージでは、エリアをまたいだ転職サポートが可能です。
お気軽に「こんな働き方はできない?」とご相談ください。