医師の転職!紹介会社を上手に使うコツ3選

医師が転職する際のツールのひとつとして一般的になってきた紹介会社ですが、紹介会社を上手に使いこなしている方は少ないかもしれません。今回は、紹介会社であるエムステージが、私どもを上手に利用するコツをこっそりお教えします。
エージェント面会時の無駄話で得するって本当?
本当です。紹介会社に登録すると、求人をご紹介する前に「エージェントとの面会」というステップがあります。
面会は、事務的な作業として簡単に済ませている先生も多いかもしれません。しかし、紹介会社のエージェントにとっても先生ご自身にとっても、面会は相手を知るまたとない機会。
エムステージのエージェントは、一見無駄話と思える雑談の中でも「先生のアピールポイントが隠されていないか、本人すら気づかない転職で実現したい希望はないか」など、転職成功のための情報をひとつでも多く得ようとしています。
そこで、家族のこと、趣味のこと、これまでの医師人生で考えてきたことなど、差し支えない範囲で洗いざらい話すことで、先生ご自身も知らなかったアピールポイントをエージェントが発掘することがあるのです。
希望条件の後出しは、百害あって一利なし
「年収はこのくらいを実現したい」「できれば週3日勤務にしたい」などなど、転職をするにあたって希望条件は多々あるはずです。
初めて会った紹介会社のエージェントに、希望条件を全てぶつけて良いのか戸惑う先生もいるかもしれませんが、「希望条件の後出し」が良い結果を招くことは、まずありません。
反対に、順調に進んでいた転職話が、希望条件を後出ししたことで流れてしまった…という例は、数えきれないほどあります。
希望が全て叶うかどうかは別として、まずはご自身の希望条件を全てエージェントに伝えておくことが重要です。
エージェントの先に医療機関がある
紹介会社を使う際に忘れてはならないのが、「エージェントの先に医療機関がある」という事実。「本番は医療機関との面談。エージェントの面会は適当にして、医療機関との面談時にしっかり話せば良い」と思っていると、医療機関との面談の機会すら得られないことがあります。
紹介会社のエージェントの仕事は「医師と医療機関、どちらの希望も満たすマッチング」。つまり、エージェントにコンタクトをとった瞬間から、マッチングは始まっているのです。といっても、変に気負う必要はありません。むしろ本音を隠したままでは、幸せな転職は実現できないので、洗いざらい話してしまうことが転職成功への近道です。
そのとき、「この人になら、心を開いても良い。転職を任せたい!」と思ったエージェントを見つけたら、ぜひ「あなたに任せます」と伝えてみてください。エージェントも人間なので、ちょっぴり贔屓が入るはずです。